不動産株は別扱い | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

昨年夏に日経新聞主催の投資勉強会で少しお話をしたことがあります。その時、ある方から、不動産関連株がとても割安に感じるが、見解を聞かせてほしいといった趣旨の質問を受けました。

その時の回答はこうです。
不動産株はPERやPBRによる評価が難しいので別扱いです。不動産価格が10%上がれば、レバレッジが効くので何割も利益を伸ばすし、10%下がれば、レバレッジがマイナスに働き純資産価値は大きく毀損、もちろん赤字になるのでPERも出なくなる。十分注意してください。

こうなってしまうと観光施設やイベント施設を中心に不動産価格の低迷はほぼ確実でしょう。

今回のコロナショックは金持ちを直撃ですね。株は下がるし、不動産は下がるし、おまけに金持ちは年寄りに大きく片寄っていますから、命の危険も大きい。

医療費が払えないので病院に行くのが遅れて1万人もインフルエンザでなくなるアメリカは、もはやコントロール不可能でしょう。完全にパニックですね。NYダウも1回は2万ドルを割らないと収まりがつかないようにも見えます。

えっ?あんたはどうなんだ?ですって!?

いやいや、きっちりピークから3割ほど投資資産を減らし、昨年6月頃の水準に逆戻りです。(さらに下がりそうですが。)

もっとも暴落は嫌いではありません。株ではこれまで散々儲けさせてもらったので、厄落としくらいな感覚です。それよりも下がりきった後のビッグチャンスをどうものにするか?今回は十分に時間も与えられそうですので、じっくりと検討したいと思います。