FXは自分でリスクヘッジできる!週末ポジションを持ち越さない「リスクヘッジの重要性」
最終更新日: 2020-3-13
「怖い・危険」などリスクを減らす方法がある
あなたは「リスクヘッジ」という言葉を理解していますか?
- リスクとは:将来起こりうるであろう悪い事象が起こる可能性、損失が出る可能性
- ヘッジとは:防止策、障害や垣根という意味もある。
ヘッジという言葉に「防止策」という意味があります。
FXや株の世界で言われるリスクヘッジとは、損失を避けるために防止策・対応策を打つことを意味します。
FXにはリスクヘッジが存在する
現在の状況は、新型コロナウイルスの影響で誰が見てもリスクが溢れている状況です。
「怖い・危ない」と感じる場面が多いですが、それに対して私たちトレーダーはただ無防備でいる訳ではないのです。
自分が行動することで、危険を減らせる=リスクヘッジできるのがFXです。
今回は今やるべきFXのリスクヘッジとチャンスとリスクの考え方について書きます!
現在週末にポジションを持ち越さない方が良い理由
結論から書きますが、特別な理由がない限り「翌週にポジションを持ち越さない」ことが大きなリスクヘッジになります。
「どうしても取引ができない」「長期トレードでスワップ狙い」などの理由がない限り、イタズラにポジション持ち越し(ロールオーバー)しないことをオススメします。
その理由については、ほとんどのトレーダーは理解していると思いますが、
- 土日はトレードができない
- 土日の間に為替を動かす要因が発生する
- コロナウイルスは為替の都合などお構いナシ
この3点です。何より大きいのが、3つ目の「コロナウイルスが為替相場に対して一方的に影響を与える」点です。
コロナウイルスは、為替や株の変動などお構いなしに被害を拡大しています。
「コロナ→為替」は影響があるのに、ドル円が100円を割ろうが「為替→コロナ」は関係ないですよね?一方的に影響を与えてくるので、性質が悪いです。
これが企業(株式)・政治(大統領選)・経済(政策金利)であれば、相互に影響を与え合う図式になります。
土日に情報が拡散しやすい
またここ数週間を見ていても土日に被害の拡大ニュースが出ることが多いです。
平日に比べて人が密集したり、新しい情報が拡散されたりと土日でリスク要因が出てくる可能性が大きいのです。
もし大きなリスク要因が出た場合でも土日はポジションを決済できませんし、新規エントリーも不可能です。
週明けで間に合えばよいですが、今週のように月曜日から大きく円高ドル安に動く可能性だってあります。
私は元々「翌週にポジションを持ち越さない」をルール化しています。これはいつ何時もポジションを取引できる状態にするためです。
「来週も方向性が変わらなそうだから」「大きな利益が欲しいから」という理由だけで土日を跨ぐことは、かなり危険が大きいと理解してください。
ギリシャショックは土日に起き→週明けに大きな下窓に
まだ記憶に新しい2015年夏のギリシャショックは、土日で国民投票が行われ月曜日の窓明けに大きな影響を与えました。
ユーロ円は2週に渡って大きな下窓になっている
この時も日経平均株価は前週末比596円安となりましたが、今の下げ幅を見れば微々たるものに見えてきますよね?
もちろんコロナウイルスは全世界を巻き込んだものなので簡単に比較はできませんが、トレーダーとして…
という状況ほど悔しいものはありません。それを回避するための週末ポジション調整です。
ドル円相場も乱高下が激しい理由
本日のドル円相場を見ていても乱高下が多いのは、週末に向けたポジション調整が世界中で行われているためです。
やっぱりどのトレーダーもリスクは絶対に少なくしたい。クローズに向かうにつれて、もっと動きが激しくなると思います。
難しい相場だからこそ、自分でできるリスクヘッジは積極的に行うべきなのです。
チャンスとリスクのバランスのとり方
これだけ為替相場が動いているのですから、トレーダーにとってはボラティリティーを稼ぐチャンスです。
FXトレードにはチャンスとリスクの両方が存在しますが、大きく分けて釣り合いは3パターンです。
- チャンス > リスク
- チャンス ≒ リスク
- チャンス < リスク
上の方が良いトレードで、下が悪いことはわかりますね?
しかし上のトレードは効率よくリスクを抑えてチャンスを稼げる反面、出会える可能性は低いです。
現在の相場がどこに存在しているか?を考えた時に、私は真ん中だと考えています。
リスクを減らすためのリスクヘッジ
チャンスとリスクが拮抗する真ん中にも3種類あると思っています。それぞれが大中小の3パターンですね。
現在は「チャンスも大きいですが、リスクも大きい」そんな相場です。
だからこそ、リスクを自分で小さくするためのリスクヘッジなのです。
- ポジションを小さくする
- トレード回数を減らす
- トレード時間を短くする
- 週末は持ち越さない
- レバレッジを下げておく
- 損切り幅を変更する
- ノーポジ
など、チャンスは大のままリスクだけを下げる方法はいくらでもあります。
トレーダーには、この相場で抗う術と知識があります。ただ指を咥えて見ているだけではないのです。
しっかりと今日中にポジションを決済して、来週仕切り直せるようにトレード計画を立てましょう!
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コメント (2)
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1. AWFXclubリーダー
今週もお疲れ様でした。もうチャートの動きが激しすぎてすごい経験してます。自分のリスクヘッジは時短です。安定した値動きが期待できないので、アンカリングを考慮したフィボナッチ越え、きりのいい数字、上値、下値更新時等にエントリーして10~15ピプで細かく決済してます。相場に合わせてトレードしてるつもりです。どうかなー。
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2. メイ
>AWFXclubリーダーさん
>自分のリスクヘッジは時短
本当素晴らしいと思います!いやなんか本当に考え方近くてびっくりしました笑
今週は私も同じようなところで悪戦苦闘しましたねぇ…うーん。月曜にあそこまで下げなければチャンスあったと思うんですが、私もまだまだです><