松屋アールアンドディ（7317）のIPO（新規上場）初値予想とIPO幹事配分数！

松屋アールアンドディ（7317）の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース（960円）ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、個人的な私見も含めて考察してみたいと思います。

松屋アールアンドディ（7317）の上場日は4月6日（月）で単独上場、上場市場は東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

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尚、この松屋アールアンドディ（7317）のIPO申し込み期間は3月18日（水）～3月25日（水）ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。

松屋アールアンドディ（7317）のIPO（新規上場）初値予想

松屋アールアンドディ（7317）のIPO（新規上場）初値予想

松屋アールアンドディ（7317）のIPO想定価格は960円となっているため、現時点ではほぼ同値～1.3倍程度の初値形成になるのではないかと弱めの初値予想となっており、個人的な評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

この松屋アールアンドディ（7317）のIPO仮条件は明日3月16日（月）に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

松屋アールアンドディ（7317）の事業内容は自動車安全装置縫合システム及びレーザー裁断機の開発・製造・販売と地味で新規性も無ければ派手さもありません。IPO的には人気化しにくいセクターとなります。

この松屋アールアンドディ（7317）の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

松屋アールアンドディ（7317）の公開規模はIPO想定価格ベース（960円）で6.8億円と東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。

通常であれば東証マザーズ上場でこれだけの小型案件であれば、業種は多少不人気セクターでも需給主導で動くIPO市場にあっては初値は堅調にスタートするケースが多いですが、今の新型コロナウィルス肺炎の感染拡大がとどまることを知らず、市況が大混乱となっている中ではこの小型の東証マザーズ案件であれば大丈夫というこれまでのシナリオは通用しない可能性もあります。

特にこの松屋アールアンドディ（7317）のIPO新規上場承認記事のときに書きました通り、松屋アールアンドディ（7317）の製品の販売先は海外への依存度が高く、特に主力製品となる「血圧計腕帯」は仕入れ先及び販売先等が中国に拠点があるという点は、今後の業績にも一抹の不安を感じてしまいます。

今の不安定な相場から考えると、初値は厳しい感じでしょうか。ただ一方ではやはり公開規模の少なさから、極端な公募割れも無いのではないかと思われます。相場が落ち着きを見せれば規模的には一転して、強気スタンスで考えることもできるかもしれません。

よって現時点での管理人の個人的なこの松屋アールアンドディ（7317）のIPO参加スタンスはニュートラルで、今の相場がどのような方向に向かうかも含め、IPO申し込み期間ギリギリまで慎重に参加不参加を決めたいと思います。

とはいえ、IPO主幹事はIPO当選後のキャンセルペナルティもなく、IPO申し込み時の前受け金も不要なため、とりあえず申し込みだけはしておいて、実施に当選してから考えるというズルいスタンスでも良いかもしれません＾＾；

単価が1,000円未満で、IPO株数が公募株及び売り出し株合わせて623,000株しか無かったため、野村證券主幹事案件でも100株配分かと思っていましたが、配分は通常通り200株1セット配分となっております。利益も2倍ですが損失も2倍となりますので、ご注意下さい。

松屋アールアンドディ（7317）のIPO（新規上場）幹事配分数

そして推定となりますがこの松屋アールアンドディ（7317）のIPO株（公募株及び売り出し株）6,230枚のIPO引き受け幹事団（シンジケ－ト）への割り当て数が以下の通り発表されています。

上記とは別でOA（オーバーアロットメント）分が934枚あります。

IPO幹事団（シンジケート）の中には100%完全抽選の証券会社もないため、平幹事や裏幹事（委託幹事）での割り当て数は数枚から数十枚レベルとなるため、本気でIPO株を狙いに行くのであれば、やはり必然的にIPO主幹事の野村證券は外せない形となりますね。

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＜追記＞
松屋アールアンドディ（7317）のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格：960円
IPO仮条件：910円～960円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は6.5億円～6.8億円となりました。

＜追記＞
松屋アールアンドディ（7317）の第二弾初値予想が発表されたようです。

850円～1,000円

IPO仮条件が一般的な設定となったことや金融市場の不安定さから、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスは消極的参加とさせて頂きます。