XMのスプレッドは広い?を徹底検証

海外FX歴10年、XM歴5年の現役トレーダーがXMのスプレッドが本当に広いのかどうかを徹底検証します。

XMがスキャルピングに向いていない理由とスプレッドが広い時の対処法も一緒に紹介します。

 

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XM Zero口座とスタンダード口座のスプレッドを比較

まずはXMのゼロとスタンダード2つの口座を平均スプレッドと実際に必要な取引コストを一緒に比較してみます。

XMの全通貨ペアの平均スプレッド一覧はこちら(+をクリック)

 

口座タイプ スタンダード ZERO
手数料 無し 往復$10.0
ドル円(USD/JPY) 1.8pips 1,800円 0.3pips 300円+1,000円
=1,300円
ユーロドル(EUR/USD) 1.9pips 1,900円 0.3pips 300円+1,000円
=1,300円
ユーロ円(EUR/JPY) 2.7pips 2,700円 0.6pips 600円+1,000円
=1,600円
ポンドドル(GBP/USD) 2.6pips 2,600円 0.6pips 600円+1,000円
=1,600円
ポンド円(GBP/JPY) 4.6pips 4,600円 1.1pips 1,100円+1,000円
=2,100円

※1ドル100円、1Lot(10万通貨)でトレードした場合

スプレッド差は歴然ですが、XMPが貰えるロイヤルティプログラムを使うと、この差がほぼなくなるぐらい縮小することができます。

詳しくはこちらの記事に書かせて頂いています。

 

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XMとAxioryのスプレッドの広さを比較

海外FXでもトップクラスのスプレッドの狭さを誇るAxioryとXMのメジャー通貨ペアの平均スプレッドで比較してみます。

 

_ XMTrading Axiory
スタンダード ZERO スタンダード ナノスプレッド
手数料 無し 往復$10.0 無し 往復$6.0
ドル円(USD/JPY) 1.8pips 0.3pips 1.3pips 0.4pips
ユーロドル(EUR/USD) 1.9pips 0.3pips 1.2pips 0.2pips
ユーロ円(EUR/JPY) 2.7pips 0.6pips 1.7pips 0.6pips
ポンドドル(GBP/USD) 2.6pips 0.6pips 1.6pips 0.8pips
ポンド円(GBP/JPY) 4.6pips 1.1pips 2.2pips 1.2pips

 

スプレッド幅が広いスタンダード口座だけを見るとアキシオリーの方が狭く、クロス円が特に差が付いています。

逆にZERO口座とナノスプレッド口座でほぼ同じぐらいのスプレッドになっていますが、ここに取引手数料が別途必要になってきます。

ZEROとナノの取引手数料を加算した実質の取引コストを円換算した結果は以下の通りです。

 

_ XMTrading Axiory
スタンダード ZERO スタンダード ナノスプレッド
手数料 無し 往復$10.0 無し 往復$6.0
ドル円(USD/JPY) 1,800円 1,300円 1,300円 1,100円
ユーロドル(EUR/USD) 1,900円 1,300円 1,200円 800円
ユーロ円(EUR/JPY) 2,700円 1,600円 1,700円 1,200円
ポンドドル(GBP/USD) 2,600円 1,600円 1,600円 1,400円
ポンド円(GBP/JPY) 4,600円 2,100円 2,200円 1,800円

 

取引手数料の差額4ドルの影響でAxioryの方がスプレッドは狭い結果になりましたが、平均スプレッドは固定ではないのでこの立場が逆転する場面も出てきますが、お世辞にもXMのスプレッドが狭いとは言えません。

 

XMがスキャルピングに向いていない理由

スキャルピングに向いている口座を判断するポイントは3つです。

  • スプレッド
  • ストップレベル
  • 約定力

 

約定力はNDD方式を採用しているので問題ないのですが、ストップレベルが「0」ではないという点とスプレッドがAxioryに劣っている点が問題です。

 

XMでのストップレベルの一覧

通貨ペア ストップレベル
ドル円(USD/JPY) 4.0pips
ユーロドル(EUR/USD) 4.0pips
ユーロ円(EUR/JPY) 5.4pips
ポンドドル(GBP/USD) 5.2pips
ポンド円(GBP/JPY) 10.8pips

 

スキャルでポンド円の10pipsのストップレベルは致命的です。

ストップレベルとは現在レートから指値、逆指値の待機注文をセットすることが出来るまでの値です。

例えばストップレベルが4pipsの場合、現在レートが110.00だとすると109.96~110.04の間には待機注文をセットすることが出来ません。

 

手動で決済することは出来るのですがスキャルは値動きの早い時間帯に仕掛けることがほとんどなので万が一、手動のロスカットに遅れが出てしまうと思考が停止して損失が膨れ上がる可能性も出てきます。

なので、ストップロスは機械的に待機注文で行った方が損失に対する躊躇という人為的ミスが確実になくなります。

 

Axioryの場合、そのストップレベルが「0」なので極端な話、エントリー直後にプラスマイナスゼロポイントにロスカットを設定することも可能でスプレッドが狭い分、さらに損失は軽減されます。

XMでも十分スキャルピングをすることは可能ですが同じスキャルピングをするのであれば、もっと有利なAxioryやTitanFXでトレードした方が結果的に収益が増えてきます。

 

スイングトレードなどの中長期の取引だとスプレッドやストップレベルは全く関係ないので、トレードの時間軸を伸ばしボーナスを活かしてXMを利用するという方法もあります。

実際にトレードする時間軸で口座を分けてリスクヘッジをしている投資家も多くいてますし、私の場合は裁量トレードとスワップトレードを別の口座で運用しています。

 

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XMのスプレッドは朝に広がる?

これはXMに限らず、NDD方式を採用している変動スプレッドの海外FX口座は多少の誤差はありますが、朝の相場参加者の少ない時間帯ではスプレッドは広がっています。

 

左がXM、右がAxioryの板注文画面です。
※板注文画面はECN方式の口座のみです。

相場参加者のほとんどいない早朝の同じ時間帯のドル円のスプレッドです。

XMは2.4pips、Axioryは2.6pipsです。

 

どちらもドル円の平均スプレッドは0.2~0.4pipsですが広がっています。

XMだから広がるのではなく、相場参加者が減ればそれだけスプレッドが広がるのは変動スプレッドを採用しているシステム上、当然のことで取引の透明性の高いNDD方式を採用していることの証明にもなります。

 

スプレッドが広がったときの対処法

スプレッドが広がることが多い時間帯は相場参加者の少ない時です。

  • 週明けの東京市場が開場するまでの時間
  • ニューヨーク市場が終わる時間以降

 

そして、大きな指標発表や世界情勢の急変動など不測の事態が起こったときにもスプレッドは急激に広がります。

スプレッドが広がったときの対処法は?

 

不測の事態は予測できない面もあるので回避することは運任せになってしまいますが、それ以外のスプレッドが広がりそうな時間帯がハッキリと分かる場面ではトレード控えるだけです。

相場はわざわざ危ない橋を渡る必要もなく、スプレッドが安定している場面でトレードするだけでスプレッドが広がる問題を回避することができます。

 

ただ、DD方式を採用している国内FXでは一瞬だけスプレッドを広げてストップ狩りをするケースが少なくありません。

 

NDD方式のXMでトレードをしていたら、このような不当なストップ狩りはシステム上不可能なので安心です。

 

XMのスプレッドは広い?を徹底検証 まとめ

XMのスプレッドはお世辞にも狭いとは言えませんが、中長期のトレードスタイルの人にはピッタリハマるのではないでしょうか。

入金ボーナスなどが充実しているので、資金を効率よく回すのには最適の口座なのは間違いありません。

 

スキャルピングはAxiory、スイングはXMといったように口座をトレードスタイルで分けてリスクヘッジしてみるのも良いと思います。

 

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