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これは・・・今回の新型コロナの蔓延は、人類にとって取り返しのつかないことになる可能性が出てきてると思うよ。半端なものじゃなく、本当に歯止めが効かなくなってて、まるでハリウッド映画張りというかそれ以上の悲劇的な結果が待っているかもしれないね。

とりあえず、株式相場に関するブログなので、その辺のことを書くけれど、まずは米国は新型コロナの感染拡大を止めるのがもはや不可能で、トランプ政権の中枢にいる専門家(アンソニー・ファウチ博士)が、「米国での死者は10万~20万単位となる」とTVでコメントしたらしい。

そして当日の夕方、ホワイトハウスの前庭での会見で、同氏は「10万から20万というのはベストシナリオ」と記者の質問に答え、「全米での死者100万」もあり得ると発言した。同席していたトランプ大統領は、この発言を否定しなかったし、すでにCDC(疾病予防管理センター)は「全米での死者は20万から170万の間」という見通しを公表している。


少しずつではあるけれど、NYの医療現場の悲惨な状況が記事になり始めているけれど、現実はほぼ医療崩壊しているといってもいい状況だという。

まず今回の新型コロナに関しては米国が世界で最も感染者が多く、イタリアが最も死者が多い状況になっているけれど、こうなって中国の情報隠蔽体質が完全に分かってしまったということだ。実数の数十分の一しか公表せず、まるで中国は新型コロナを克服したと見せかけている。しかも、世界の医薬品原料の7割を中国が生産しているということを利用して、完全に優位に立とうとしていることが、如実に分かってしまった。

裏を返すと、世界の製薬会社はコスト追求のために中国に頼り切りだったということ。世の中すべて拝金主義になっていて、企業経営者は利益を増大させて莫大な報酬を得ることに奔走した。その結果、世界中の医薬品原料を中国に押さえられてしまっている・・・。



今回の新型コロナは、もはや想像を絶するレベルの損害を世界経済にもたらすことは確実だろうし、FRBやトランプ政権が、もっと言えばG20が、莫大な金融緩和をやってもなお、まったく足らないレベルなのかもしれない。

というか、米国がおかしくなってる。株式市場は底打ち反転のような動きになっていて、これは明らかに現実逃避だよ。投資家も目前の事実を認めたくないというか・・・。けれども早晩、その結果はでるわけで、企業はもしかしたら決算すらできないかもしれないというとんでもない事態になるかもしれない。

今夜あたりから、米国市場も現実を織り込み始めるだろうし、そうなれば株式市場に「底」という概念が通用しないような動きに変わるかも知れない。


そして日本だけど・・・、今の日本で新型コロナ感染者は日本人よりもむしろ外国籍のひとの感染が急増しているという。もちろん、このまま東京をロックアウトしなければ、感染者は急増するのは間違いない。だからこそ、医師会は「緊急事態宣言」を安部首相に迫ったわけだろう?

ここはどうしても、思い切って東京をロックアウトしたほうがいいと思う。


実際悲劇はこれから始まると考える。つまり、いまは新型コロナの封じ込めに懸命にならざるを得ないけれど、この最中、ミサイルを発射しまくる北の存続は、もはやあり得ないだろうし、中国は世界中からバッシングされ、戦争も十分にあり得ると思う。

世界中の怒りはやがて悲劇を生むに違いない。それほど、世界は苦しんでいるのだからね。