【勘流雑感】
 昨日の米株は小幅に上昇。前週の600万人に続いて500万人超えとなった新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況感指数の急激な悪化などを嫌気して一時23,200ドル台まで売られながらも、今月上旬からの需給良化が支えとなって23,500ドル台で取引を終えた。チャート上は24,000ドルの上値抵抗感が気になるが、武漢ウィルスに対する最悪シナリオを一旦織り込んだていの市場ムードを鑑みれば、売り派にとって目先で22,000ドル割れまで仕掛け売るのは難解な状況。日経で言えば20,000円超えの前にあえて下振れを演出する可能性はあっても、18,000円を割らせるためには斬新なマイナス材料が要される環境といえそうだ。

 本日は19,200円を挟んだ動意の乏しい推移が予測されるが、政府サイドの非常事態宣言の全国展開に続く経済活動萎縮策に注意すべく現金枠を多めに残しながら、押さば買いの強気スタイルを続行するが上策。先物に関しては買いに軸足を置きながら5分足を基準とするデイトレに徹し、19,000円を割れるようなら楽天ダブルブル<1458>をサラリと拾う。個別については、昨日の自動車や半導体関連の動きを見ても景気改善を前提とした長期資金の動きは見受けられぬゆえ、本日も武漢ウィルス関連主体で売り買いするが善かろう。

【勘流銘柄】
■ 3681 ブイキューブ
4/10 1,163円より 4/16 1,387円 +224 19%高 
武漢ウィルスの終息ムードが高まるまでは、Web会議システムの引き合いの高さは続く。値動きの荒さから上昇時には一部を即回転に処すが賢明だが、長期大化けの可能性と参戦後のセーフティリードを鑑み、ここからは ■ 中期指向として対処する。

■ 3694 オプティム
3/31 2,050円より 4/16 2,435円 +385 18%高
ブイキューブと並んで昨日は提唱後の高値を更新。テレワーク、クラウド、遠隔サポートへの需要は拡大の一途。10日ラインをサポートとする上昇ベクトルも健在。

■ 2168 パソナ
4/9 950円より 4/16 1,000円 +50 5%高
年央にかけての失業者と派遣社員の増加は必至。この手の業種が栄えるのは日本経済にとってマイナスと考えているが致し方があるまい。IIJ<3774>同様に中長期指向で耽々と。

(その他)
6629 テクノホライゾン、6656 インスペック
昨日は期待通りの大幅高。即回転狙いで続行。S教授絡みでは3000番台に注目。HENNGE<4475>も開戦前夜といったところであろう。

何かしら参考になっておれば
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直近1か月の全勘流銘柄
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重要なのはブイキューブ、オプティムを買った事ではなく、新規銘柄の提唱そのものを目的とせに 持ち株を4,5銘柄に絞って取り組んだ事、多少の株高で売り急がずに 隙あらば買い乗せる気概を持ち続けた事。

□ 本日からの新短期指向
ブイキューブ、オプティムで得た莫大な優位性を存分に生かす。

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