ドル円、15分足の横ばいになったBBラインの遅行スパン下抜けを待つ
さて、今後の展開だが、240分足で見ると、まだ下げ止まらない形。おそらく、次にリスクオフの動きが高まった時に、「C」~「5」の上げ幅の半値押しの106台ミドル、0.618押しの105台前半までの下落も十分にあり得るとみている。
ドル円、15分足の横ばいになったBBラインの遅行スパン下抜けを待つ
ドル円の108.000近辺のS1だが、
に書いたように、15分足の平均足の陽転を根拠に、107.400台で利食って、今はノーポジ。
さて、今後の展開だが、240分足で見ると、まだ下げ止まらない形。おそらく、次にリスクオフの動きが高まった時に、
「C」~「5」の上げ幅の半値押しの106台ミドル、0.618押しの105台前半までの下落も十分にあり得るとみている。
ただ、今は15分足でも、エリオットの「気迷いB」に入っているので、目先は「しょうもない相場」が続くか。
今後の方法としては、これから15分足のBBラインが狭くなって横ばいになるので、それのBBラインを遅行スパンが下抜けた時にショートを仕掛けたい。まあ、レンジブレークの典型的な手法だ。なお、逆張りはやらない。しつこい相場なら108.000へトリプルトップを取りに行く可能性があるからだ。というか、そうなれば、いったんは上抜く可能性が高く、その場合は「X」が少なくとも15分足では「C」になる可能性が出てくる。なお、「C」が「A」を下回るということは絶対条件ではない。上昇トレンドが続く時など、「C」が「A」を下回らないことは頻繁に見られる。
ともあれ、仮にそうなっても、その上昇は15分足の「3」になるので、「5」まで待ってショートすればいいだけになる。
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原油、大勢はまだ下向きも5分足のWボトム注意
原油は6月限が建ったが、5月限が全値押し以上の急落になったのに比べれば、あまり下げていない。
というより、5月限が納会前にサヤすべりを起して、買い方の投げが投げを呼んだ形だ。原市場のCME(というよりNYMEX)は限月間のサヤがすさまじいコンタンゴ(順ザヤ)になっている。これは不況期の典型的なサヤ形状である。こういったサヤすべり狙いは、ローリングと言って、商品先物では典型的な戦略の一つである。
と言っても、むやみにショートするのではなく、納会前の1週間~10日ぐらい前あたりに、60分足の「5」でショートすると、納会に向けて、サヤすべりの急落が楽しめるかもしれないということ。
60分足を見ると、下げ足りないようなので、下落の終着点「C」は0.786押しの23.80ドル辺りを想定。
ただ、5分足はダブルボトムを付けた形にも見えるので、目先はちょっと様子を見たい。