本日の日経平均は続落。NY原油市況の異常事態が示す金融システム不安を重石に売り優勢で寄り付くと、9時半ごろには18,858円(−422)まで下落。売り一巡後はNYダウ先物の底堅さや日銀のETF買い期待を背景にジリジリと下げ幅を縮小し、一日の高値で取引を終了。東証主力株は素材や外需系を中心に概ね軟調。1963 日揮、5406 神戸製鋼、6770 アルプルアスパイン、6501 日立、7013 IHI、7201 日産、7270 SUBARUなどが前日比4%超の下落に。

中小型株は 2484 出前館、2315 CAICA、9969 ショクブン、2395 新日本科学、9115 明治海運などが商いを伴って大幅高。全般的には昨日の連鎖的投げ売りのダメージにて慎重色の強い流れに。


日経平均 19,137円 −142、Topix 1,406 −8
225先物(6月限)19,020円、ドル円 107.56円/ドル
NYダウ先物 23,020ドル +91

日経平均のテクニカルは、10日線からの下放れに加えて、デッドクロス間近の5日・10日線、陰転間近のMACDなどが「調整トレンド入り」を示唆。

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 8023 大興電子通信
20年3月期経常益予想を14.2億円から20億円、期末配当予想を6円から10円に上方修正。年初に☆スポット銘柄としてご提案した経緯からも復活劇に期待していますが、薄商いが続いているために割り切り買い対象までとして注目。

薄商い上方修正では、日本電技(1723)、大井電気(6822)、ソフトクリエイト(3371)、ハイマックス(4299)を薄目で注目。

☆ 6291 日本エアーテック 
4/20 1,161円 → 4/21 1,320円 +159 13.6%上昇
中長期的な資金流入が見込まれる新型コロナ関連から「感染対策」分野の中核狙いで着手。3月以降の大幅高により斬新さはありませんが、二極化が進展しつつある新型コロナ関連内での勝ち組としての立ち位置、3月下旬の買い条件未達による☆提唱未遂のリベンジ狙いなども踏まえ、まずは数週間での1,500円超え目標で仕込みを開始。

本日は地合いなりの反落ながら、現状での過熱感緩和はむしろ追い風。明日の調整局面もターゲットプライスを丹念に買い直しながら、上昇局面では“新型コロナ関連内での物色の二極化”も念頭に売りすぎない勇気で対応したいところ。連日1,500円台後半の買い直しが有効に機能している ☆ オイシックス(3182)も同様のイメージで!

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「オイシックス持ってるよ、見てるよ!」・・・是非!
 
         
 


「エアーテック買ったよ、見てるよ!」・・・こちらも是非!
  
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どちらが多いかな?個人的にはエアーテックの方が注目度が高いように感じています。

■ 後記 : 新型コロナショックは感染拡大を警戒した2月後半の第一波、世界的な景気後退を警戒した3月半ばにかけての第二波と経過。そして、リーマンショック級の暴落を巻き起こすか否かは、「金融システム不安の高まりによる第三波」に発展するか否かが焦点となります。

主要国政府と中銀によるリーマンショック時と比べて、早急かつ大規模な対策が行われているために「リーマンショックのような暴落はない」というのが現状での当方の結論となりますが、原油市況の異変、不可避と見られるアルゼンチンのデフォルト、オーストラリア大手航空会社の破綻などを踏まえれば、無警戒はリスク過多。

よって、明日も事前に設定した買いレンジ内の調整は毅然と買い向かいつつ、(1)手仕舞い条件の設定と徹底、または(2)多めの余力残しや深押し待ちの買いにより、丹念にリスクを管理していきたいところ。

〜(略)〜

☆★Sラボ銘柄戦略 : 不確実性の高まりに注意した“待つも相場”を意識しつつも☆ 上記2銘柄の順調な経過、昨日のHENNGE(4475)の売却などにより余力が多めな方も多いと思いますので、今晩のNYタイムにて〜(略)〜が確認されるようなら、明朝にも☆★新銘柄をご提案させていただきます。
       
    (今晩の会員サークルより)