おはようございます。

昨日のNY株式市場は小幅続伸。朝方発表された新規失業保険申請件数は442万件(通常15〜20万件)となり雇用の急激な悪化を示したものの、経済活動の一部再開ムードや原油市況の持ち直しを好感した前日の大幅高の余韻にて買いが先行。10時台に23,885ドル(+409)まで上昇すると、引けにかけては新型コロナ治療薬の臨床試験への懸念を建て前とした利益確定売りに押されて上げ幅を縮小。個別ではエネルギー株の他、ユナイテッドヘルス、キャタピラー、ボーイングなどが指数をサポート。ハイテク株は売り優勢で推移し、ナスダックは小幅に反落。

NYダウ 23,515ドル +39、スダック 8494p −0
米10年債利回り 0.603% −0.016、為替 107.63円/ドル
NY原油 16.50 +2.72日経先物 19,370円 −70

big (24)

□ 本日の展望 : 売り優勢 ± 外部環境
NYタイムの日経先物の軟化、NY引け後のインテルの決算がコンセンサスを下回った事などを背景に売り優勢で寄り付いた後、引けにかけては来週の日米欧中銀会合での追加の大規模緩和への期待感が支えとなる一方、週末のポジション整理やリスク回避売りが重石となる方向感の乏しい流れが本線。想定レンジは19,200〜19,450円。直近の実需筋の日和見による薄商いを利用した先物主導の下押し → 19,000円の攻防もリスクシナリオとして念頭に。

★ 本日の戦略 : 肩の力を抜いてポジション調整!
日米株価指数のテクニカルは持ち合い後の上振れ期待を内包しているものの、最重要指標である米10年債利回りの停滞とセットで絞殺した場合は「下振れリスクへの対応」が優先されます。

よって、本日は平時の週末シフトである「3割前後の余力確保」に加えて、GW前となる来週の“物色の二極化”も念頭に、弱テクニカル銘柄やストレス玉の大胆な縮小を計りたいところ。攻撃可能枠に関しては、流動性高めの好トレンド新型コロナ関連、日経レバ(1570)or テクニカル形状が近しい外需系主力株を二本柱とするポジショニング、押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスを継続。

☆ 3182 オイシックス小池東京都知事による「買い物は3日に1度が望ましい」発言による食品宅配関連への注目度の高まりと☆ GW前後を見据えた取り組みを天秤にかけながら。

☆ 6291 エアーテック : 1,1●0円付近までを3か所程度の指値で買い直しを計りながら、上昇時は売りすぎに注意しながら追加利確を計るスタンスを継続。

【ウォッチ銘柄】
△ 2484 出前館、6082 ライドオン、7686 カクヤス
オイシックス同様のスーパー入店制限関連を割り切り対象でケア。昨日大幅高のクックパッド(2193)も同様。

  (会員サークルより >>Sラボ参加案内

『 明確な戦略で紛れを減らす!』

では 本日もよろしくお願いします。