下がった株を売って、下がった株を買う | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

実のところ、私はほぼフルポジションでこの新コロナ相場を戦ってきました。
それでも、先週末時点で、ようやく昨年末比-3.5%迄回復しました。その間、配当の権利も獲得していますので、まぁ、今この瞬間だけであれば、ほぼ無傷です。

ただ、3月の一番酷いときは-30%以上ポートフォリオを傷めていましたので、底からいうと+40%以上回復したことになります。
(100→70:-30%、70→100:+42.9%)

幸い、元々の保有銘柄に観光や外食関連株はなく、デジタルトランスフォーメーションや再エネ、宅配等、これから成長が期待できる産業に寄せていましたので、相対的にダメージは小さいだろうと考えていました。

結局、それらの株はずいぶん戻してくれました。ただ、不動産関連株やデジタルトランスフォーメーション株の一部は、戻り高値で処分し、巣籠もり関連株(食品やノートパソコン等)に入れ換えを実施し、現在のところ、奏功しています。

上がった株を売って、別な上がった株を買うのは心理的に許容できても、下がった株を売って、別な下がった株を買えない人もいらっしゃるかも知れません。

けど、同じことです。

自分が持っている株より明らかに成長が期待できる株を見つけた場合は、儲けていようが損していようが、乗り換えをすべきでしょう。

損をしたのと同じ方法で、損を取り返す必要はない。~ウォーレン・バフェット~