おはようございます。

昨日のNY株式市場は4日ぶりに反発。新型コロナの感染再拡大や米中関係の悪化懸念を背景とする直近の軟勢に加えて、週間新規失業保険申請者件数(298万件)が労働市場の急激な悪化傾向を示した事で売りが先行。10時過ぎに22,789ドル(−458)まで下落した後は、週初からの4日で約1,500ドルもの下落に対して自律反発期待が高まり、一日の高値圏で取引を終了。ダウ構成銘柄は概ね堅調。JPモルガン、ユナイテッドヘルス、ダウ、シスコなどが指数高を牽引。ナスダックもエヌビディア、AMAT、AMD、マイクロンなど半導体セクターが買われて反発。

米10年債利回りは6%台前半まで軟化したものの、政治主導の下落(トランプ大統領によるFRBへの圧力)が原因だったために株式市場への影響は限定的に。

NYダウ 23,584ドル +336、スダック 8924p +61
米10年債利回り 0.621% −0.029、為替 107.22円/ドル
NY原油 27.56 +2.27、日経先物 20,080円 +300

big (9)

□ 本日の展望 : 買い一巡後は弱含み
NYダウのザラ場安値から800ドルもの急反発を好感した買い優勢のスタート後、引けにかけては直近のテクニカルと市場マインドの悪化、週末のポジション整理需要などがネックとなる上値の重い展開が本線。想定レンジは19,850〜20,300円。11時発表の中国マクロ指標(4月鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資)に関して、マーケットは「記録的な悪化」をある程度織り込んでいるものの、先物での仕掛け売りの建て前として利用されるシーンには要注意。
主な決算 : 3556 リネットJ、4043 トクヤマ、4631 DIC、5703 日軽金、2330 フォーサイド、2413 エムスリー、3300 AMBITION、3692 FFRI、3906 ALBERT、4318 クイック、4579 ラクオリア創薬、6072 地盤ネット、6762 TDK、7963 興研、3694 オプティム、2162 nms、3359 cotta、4316 ビーマップ、4667 アイサン、7779 サイバーダイン、8411 みずほ、3680 ホットリンク、3900 クラウドワークス、6092 エンバイオ、6291 エアーテック、2160 GNI、8750 第一生命、8306 三菱UFJ、8316 三井住友FG、4448 Chatwork、4477 BASE、4478 フリー

★ 本日の戦略 : 不要ポジションの縮小 → 週明けからの仕切り直し!
週初からの中核戦略としてきた「19,800円付近までの買い下がり!」を念頭に昨日の急落局面を毅然と買い向かっていただいたら、本日のリバウンド局面ではポジションの過不足を調整しながら3割前後の余力残しによる週末シフトを優先していきたいところ。

積極派の方は好決算銘柄の即転狙いも妙手となりますが、週末だけに午前中で決着をつける or 吹き値待ちの空売り狙いで取り組むのがおススメ。

【ウォッチ銘柄】
△ 4482 ウィルズ
昨夕触れた銘柄群に加えて、決算絡みのワンチャンス狙いで注目。LIFULL(2120)、アンビス(7071)、バリューデザイン(3960)なども同様。

   (会員サークルより
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では 本日もよろしくお願いします。