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• 聞いた方がよい質問と聞かない方がよい質問
• 似ているようで人それぞれFXトレーダーは違う
• 知識を得ただけで勝てるように錯覚してる人が多い
• 答えを追い求めず、自分で探し出すイメージ

聞いた方がよい質問と聞かない方がよい質問

私がFXブログを始めて、5年が経過しようとしています。最初は、ここまで長く続くと思いませんでした。

5年間でありがたい事に様々な質問を頂きました。しかしその中には、

• 他のトレーダーに聞いた方がよい質問
• 他のトレーダーに聞かない方がよい質問

の2つが存在しました。

「知らないことは他人に聞いた方が早いでしょ？」その意見には賛成です。それが「聞いた方がよい質問」ですね。

• 口座開設の仕方
• FXのメリット・デメリット
• 税金のこと
• 他の投資との比較

聞いた方がよい質問に共通して言えることは、「人によって基準が変わらない」です。

特に口座開設のやり方なんて誰もが同じですので、聞いてしまった方が早いです。私もそういった質問にバンバンお答えしてます。

それとは逆に聞かない方がよい質問は、「人によって基準が変わる」ものであったり「自分で体験しないとわからない」ものです。

私は「聞くのがダメ」と言っている訳ではありません。しかし、他人の意見を聞くことで変な先入観や苦手意識を持つこともあります。

FXは「自分でやってみないとわからないこと」が多いのも事実です。今回は「FXの聞かない方がよい質問」やFXトレーダー特有の考え方について解説します！

似ているようで人それぞれFXトレーダーは違う

言うまでもないですが、FXトレーダーの根本は「お金が欲しい」からFXを始めているはずです。散財したくてFXを選ぶ人なんて1人もいません。

しかし、似ているようで1人1人のトレーダーには違いがあります。

• 元手資金
• 通貨ペア
• 取引lot
• トレード時間帯
• トレード手法
• 損切り幅
• 専業・兼業
• FXをやるまでの背景

この辺りが人それぞれ違うので、似ている人はいても「全く同じトレーダー」は存在しません。

FX初心者さんは「FXトレーダー」という1つのくくりで先輩たちを見てしまいがちですが、分かりやすく言えば私と「オレ的ゲーム速報JINさん」では全く別のFXトレーダーですよね？

この辺りを理解していないと次のような誤解が生じます。

FXは「無理ゲー」と勘違いする

例えば「5万円からFXを始めよう！」と意気込んでいる人が、上のJINさんの-6,100万を見たら「とてもじゃないけど、お金が足りない」と誤解してしまいます。

また勝てるようになったキッカケを聞かれることも多いですが、「自転車に乗れるコツ」と同じだと私は考えています。

• バランス感覚
• とにかく漕ぐことが大事
• 下を見ない
• 補助輪を最初からつけない

このように自転車に初めて乗れた時のコツ・感覚は、人それぞれ違いますよね？これと同じで「私の正解＝あなたの正解とは限らない」のです。

他人の成功事例や経験を知ることのメリットは多いですが、1つの参考程度に頭に入れましょう！

全てのトレーダーの言っていることを鵜呑みにしていると「人によって言っていることが違う」「矛盾している！」という事態に陥ります。

「FXでは資金管理が一番大事だよ！」

「いやいや！FXではテクニカルが全て」

「何言ってんの？メンタルが一番でしょ笑」

「レバレッジを抑えることが何より大切」

「リスクを○％にすることが…」

「どれも大事」で間違ってないです。しかし、何も知らないFX初心者さんが見たら「何がなんだかさっぱりわからない」となります。

何が大事かを決めるは、トレーダーであるあなた自身です。

聞いた・知っただけで勝てるなら誰でも勝てる

これを何百・何千というトレーダーに聞いても、決してあなたが勝てるようになりません。参考データとしての価値はあるけど、それ以上トレードに与える影響はゼロです。

それであればデータを集める時間よりも、自分で体験・分析する時間に費やした方がよっぽど価値があります。

知識を得ただけで勝てるように錯覚してる人が多い

少し厳しいことを書くとネットで情報を集めたり、聞いたりして「知識を集めただけで勝てるようになった」と錯覚しているトレーダーさんが多いです。

結論から言えば、得た知識を活かして初めて勝てるようになるのです。

• 有名トレーダーの本を読んだだけ
• 情報商材を買っただけ
• 勝っているトレーダーに聞いただけ

それだけで「自分も勝ち組になった」ような錯覚に陥っていませんか？私は始めた頃、正にそうでした。

本を買っただけでろくに理解さえしていないのに、勝てるようになった気がして連敗…そんな毎日でした。

このように悪い作用をしてしまうのであれば、「聞かない方がよい質問」ですよね。

答えが同じでも過程を体験することに意味がある

例えば「損切り幅を何pipsで設定しているか？」の問いに対して、有名トレーダーの答えが5pipsだったとします。

人に聞いた答えと自分が想定していた答えが同じだったとしても、「なぜ5pipsに設定したか？」の方が大事です。

「その通貨ペアのダマシの頻度や変動幅」など自分で経験しないと答えだけでは理解できないことがあります。大事なのは、答えよりも過程です。

答えまでの過程や発見や気づき、ハプニング・トラブル・サプライズなどの全てをすっ飛ばして、答えだけで理解できる人はいないですよね？いたら、それこそ天才レベルの才を持っている方だと思います。

答えを追い求めず、自分で探し出すイメージ

1つ勘違いしてほしくないのは、私は質問への回答が面倒でこの記事を書いているのではないということです。

質問を頂けるので私は誠心誠意返していますし、何よりその質問を無駄にしてほしくないからです。

答えだけに縛られず、質問・答えの本質＝それまでの過程や経験に気付いてほしいという想いから書きました。

FX初心者さんが思い描くFXのイメージとは、高層階のビルでたくさんのモニターを見て意識高い系がやってるイメージだと思います。

しかし専業トレーダーの私から言わせれば、田舎の濁った河でドジョウをすくっているイメージに近いです。

やっぱり投資でお金を稼ごうとしている訳ですから、ある程度の努力は必要ですし、自分でドロを浴びながら体験することも時には必要です。

上辺だけのカッコ良さを伝えたり親切心で質問に答えることはできますが、この記事で物事の本質も見てもらえたらと思います！

引き続き質問はブログコメントやツイッターリプ・質問箱でもお答えしていますので、ドシドシ送ってくださいね(✻´ν`✻)

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