レナウン(3606)が東京地裁から民事再生手続き開始の決定を受け、事実上の経営破綻となりました。それに伴い東証(東京証券取引所)は上場廃止を決定し整理銘柄に指定。整理銘柄指定期間は5月15日(金)から6月15日(月)までで上場廃止日は6月16日(火)となっております。

事実上コロナショック後の上場企業破綻第一号とはなりますが、レナウン(3606)は元々経営不振が続き、中国企業が傘下に入り再建を進めてきたりと何かと危ぶまれていたため、引き金はコロナだったかもしれませんが、コロナ破綻とは言い難い部分もあります。

ただもちろんどんな理由であれ株価は素直に反応し、大幅に値を下げています。上場廃止発表日5月15日(金)の終値は78円で翌営業日5月18日(月)の株価は48円のストップ安比例配分となりました。昨晩のPTS(夜間取引)では21円で寄り付き、高値は39円までありました。

そして本日(5月19日)は呼値の制限値幅の撤廃(規則第2条第2項第3号)銘柄ということでストップ安もありませんので、どこまで下げるのか気になって見ていましたが、意外と早く9時12分に24円で寄り付きました。その後28円まで上げる場面もありましたがすぐに失速。終値は20円での大引けとなりました。

<呼値の制限値幅に関する規則第2条第2項第3号>
上場廃止の基準に該当し整理銘柄に指定された銘柄のうち、当取引所がその都度指定した銘柄に係る指定後最初の約定値段の決定日までにおける当該銘柄
東京証券取引所 呼値の制限値幅に関する規則より抜粋)

売買最終日は上場廃止日6月16日(火)の前営業日となるため、6月15日(月)まではマネーゲームとなるのでしょうね。もちろんこんなマネーゲームに参戦して勝てるとは思えないので個人的には静観のみとなります。

レナウン(3606)日足・売買高チャート2020.5.19

それにしても昔流行ったレナウンのテレビCM「ワンサカ娘」の音楽と映像が何度も頭を過ります。創業100年以上続いていた企業だけにどこかしら寂しいですね><

ワンサカ娘(ワンサカむすめ)とは
レナウンのCMソングである。作詞・作曲:小林亜星。「レナウンの唄」に代わるCMソングとして、1961年にかまやつひろし歌唱により誕生して以来長期にわたって使われてきたテーマソングであり、古くは1964年の弘田三枝子や1965年のシルヴィ・ヴァルタンの歌唱によるものが有名で、以後も数名の歌手により歌唱された。
フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」より引用)

第二第三の上場企業のコロナ破綻のウワサもあり、まだ先は見えない中ではありますが、少しは落ち着き始め経済も動き出しているので、なんとか持ちこたえてほしいです。

それにしても今日の日経平均株価は20,433.45円(前日比+299.72円)と騰がってはいるものの、昨日のNYダウの騰げ(+911.95ドル)に比べるとおとなしかったように思います。半値戻しは全値戻しとなる20,318.17円が意識されているような雰囲気を感じてしまいます。

そして残念ながら本日もIPO新規上場承認発表はありませんでしたが、先日の記事でも書きました通り、計算上は6月IPO(新規上場)ゼロ確定までまだあと5営業日あります。今週いっぱい見守っておきましょう^^

超簡単!Amazonギフト券合計8,000円分GET!

Amazonギフト券4000-2
8,000円分のAmazonギフト券をGETする方法を画像付きで解説しています。
最短1時間!?Amazonギフト券8,000円分GETの大チャンス!

オススメ情報

IPO歴10年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPOにオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
IPO投資用オススメ証券会社ランキング

IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。
line友だち追加