今日はレンジ推移。
前日深夜の流れを継続し、夕方まで円高に振れる。
夜間になると改善の兆しを見せたが、米国指標を好感したのは一瞬だけ。
その後は軟調に逆戻りして現在に至る。
今週の円安分の利益を確定したいという思惑もあるのかも知れない。
例外的に米ドルは調子の良さをキープしており、
他通貨も連れ高になる余地はあるだろう。

21時30分の指標結果として、小売売上高は大躍進したが卸売物価指数は予想を下回った。
共に改善はしているのだが、インフレ率は未だ弱いか。
それよりも特筆すべきは、5月の消費者信頼感は予想を大幅に上回っている事。
これは5月のデータに期待が持てる兆候であり、
来週以降発表される翌月の指標にも期待が集まる。
27日のFRB議長発言にも注目したい所。

今の所は力弱い米ドルが値幅を解消しているレベルだが、
上記指標の強さを受けて利上げを実施出来ればクロス円全体が連動するだろう。
ビッグトレンドに化けるかは兎も角、来週にトレンド転換の形を作る事は十分有り得る。
エントリーの準備は欠かさない様にしておきたい。