おはようございます。

昨日のNY株式市場は過去4番目の下げ幅にて暴落。月初からのオーバーシュート気味な上昇の反動を主要因、新型コロナの感染第二波懸念、前日のFOMCで言及された米景気の回復鈍化懸念などを建て前に「債券買い・株式売り」のネガティブトレードが進展。ダウ構成銘柄は全面安。ナスダックもハイテク株を中心に総売りにて暴落。

NYダウ 25,128ドル −1861、スダック 9492p −527
米10年債利回り 0.669% −0.079、為替  106.85円/ドル
NY原油 36.34 −3.26、日経先物 21,660円 −650

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□ 本日の展望 : パニック安、二段安に警戒!
NY市場での急激な需給悪化を嫌気した軟調地合いが本線。20日線が控える21,700円付近では買い戻しが下支えになるとみていますが、メジャーSQ通過により先物主導で荒れやすい相場付きのため、「寄りからの下振れ後のリバウンドが甘い場合の二段安」に警戒。

先物での内部要因による昨日程度の下落であれば個別全般への影響は限定的だったものの、本日のような暴落局面では個別全般への悪影響は不可避なため、連鎖的投げ売りに要注意。

★ 本日の戦略 : 続・調整期間の見極め、取捨選択は淡々と!
警戒度を高めたメジャーSQ週の火曜(6/9)、FOMC直後(6/11)を比較的スムーズに経過した後の本日の暴落はケア不足の面もありますが、「21,000円以上はオーバーシュート」とお伝えしながら、22,000円台後半以降は「控えめの強気スタンス」としてきた流れからも、本日の急落局面での無理は禁物。
(1)大胆なポジション縮小 : 2,3月の急落時同様の「今日の安値が明日の高値」に警戒すべく、ストレス化している持ち株 ≒ 本日の下落局面で買い増し意欲が湧かない銘柄に関しては、半数〜全玉売却が得策。※ 決断がつかない銘柄に関しては、手仕舞い条件への事前指値による売り注文での線引きもおススメ。

(2)新型コロナ関連の対応は慎重に : 昔取った杵柄イメージで3,4月に躍進した新型コロナ予防関連に注目されている方もいらっしゃると思います。ワンチャンス狙いとしては妙手と考えますが、「ファンダ面の期待を需給悪が凌駕する」展開も懸念されるだけにテクニカルに順じた対応 = 下落過程での強引な勝負はNG感覚で臨んでください。

(3)過度の悲観もリスキー : 96p台後半に留まっているドルインデックスの反発が「金融システム不安を伴わない需給調整による下落」を示唆。すなわち、楽観的に見れば短期調整に終わる可能性があります。お伝えしている日経ベア2倍(1360)や空売りによる積極的な下落志向も相応のリスクを内包している事に要注意。

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★☆Sラボ銘柄 戦略: 「前場中の買い増し見送り」と手仕舞い条件の徹底で下振れに備えたら、それ以外では腰を据えて。☆ 昨日からの新スポット銘柄を除き、手仕舞い条件は昨夕のものを踏襲。

〜(略)〜

※ 寄り付きから手仕舞い条件を大きく下回る場合には「小口買い増し後、リバウンド局面での売却」も妙手。

ただし、その場合の売買難易度の高さに加えて、テクニカル悪化による本格化までの日柄ロス、個別全面安による“攻撃対象の拡大”なども念頭に極力は事前指値により機械的に対処していってください。

  (会員サークルより >>Sラボ参加案内
 
『 ディフェンスも自発的に、ポジティブに!』

では 本日もよろしくお願いします。
 
 
     

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2020年前半に儲かった方とそうでない方では「3月の対処法」に大きな違いがありました。目先はディフェンス主体となりますが、下落局面でこそ先々のビジョンをしっかりと固め、反騰局面ではそれを実践するだけのイメージでマーケットに対峙していって下さい。


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