■ 週間展望 : 先物需給次第の波乱含み
今週の日経平均は国内外の先物需給主導による波乱含みの展開へ。すなわち、買うから上がる、売るから下がる、理由は後からついてくる...タイプの推移が予想されます。

想定シナリオは大きく2パターン

(1)22,000円台前半をコアレンジとするボックス相場 :  先週の余韻にて振れ幅こそ大きいものの、20日線が控える21,800円水準から6月SQ値(22,071円)付近が下値抵抗帯、5日・10日線が控える22,700円付近が上値抵抗帯として機能する方向感の乏しい流れが本線。

big (21)

(2)21,000円台前半までの下値模索 : リスクシナリオとしては、6/19のNY市場のクアドルプル・ウィッチング(NY市場版メジャーSQ)に絡めたNY先物需給の混乱 → 5月下旬以降のオーバーシュート気味な上昇に対する本格的な巻き戻し → 日経先物への売り波及による21,000円台前半までの下振れに警戒。

ファンダメンタルズの不安材料としては、中国国家安全法・香港弾圧法成立(5/28)をきっかけに悪化の一途を辿っている米中関係、国内外での新型コロナの感染再拡大気配、人種差別を巡る米国内の断絶などをケア。

〜(略)〜

【主な政治経済イベント】

6/15(月)日銀会合(〜16)、中国6月小売売上高・鉱工業生産・固定資産投資、米6月NY連銀製造業景気指数
6/16(火)米5月小売売上高
6/17(水)米5月住宅着工
6/18(木)米6月FF連銀景況感指数、5月景気先行指数
6/19(金)米クアドルプル・ウィッチング

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