【勘流雑感】
 先週末の米株は武漢コロナ第二波リスクを嫌って前日比700ドル以上暴落した後、売り派の買い戻しを中心に、FRBによる米企業の社債買い入れ開始、市場予想を上回ったNY連銀製造業景況指数などが後押しとなり急反発。1000ドルを超す上下幅は知性なき株価推移を露呈しているが、NYダウが終値で26,000ドル台を回復するようなら、今回の下落波動はひとまず終焉を迎えそうだ。

 下落波動の終焉といっても再び上値を追いかけるには相応のチャート調整も必要なだけに、本日の日経急反発局面では売りそびれていた持ち株を粛々と整理するが上策。需給が悪すぎて日経先物の上昇についていけない銘柄も多発すると想定されるが、その場合はポジションの何割を本日中に売るか決断し、含み損の大きいものから機械的に売却していくが善かろう。

 先物に関しては、昨日の場中の暴落により先週木曜からのショート戦術がフルに機能。前述のようにNYダウが26,000ドル台を回復するようなら途転ロングも検討しているが、本日中はショート主体の即回転狙いを続行したい。寄り付きから150円高辺りまでを売り上がったら、大半を即転狙いに処す。
 
【勘流銘柄】
■ 新たなる中期指向
米中政府の水面下の交渉によるテーマ性復活を利用すべく、本日から種蒔きを開始。月末月初にかけての、現値からの20〜25%高目標。

(その他)
・ 4475 HENNGE

5/26 3,700円より 6/15 5,000円 +1300 35%高
昨日は一時ストップ高まで上昇。アナリスト人気ばかり高くて上値が重い銘柄はしばらく出番がないばかりか、地合いの悪化に対して脆い状況が続くゆえ、それらに手を出すくらいならここを遊び範疇で続行するも善かろう。

【GS銘柄】 
◎ 1366 大和225ダブルベア
6/5 2,060円  6/15 2,275円 +215 10%上昇
今日の日経急反発をきっかけに全体的な需給環境が改善される流れを期待していますが、昨日の下落で13億株しか出来高をこなしていない東証1部の売買動向を考えれば油断は禁物です。よって、こちらの今日の下げも2,0●0円近辺までを目安に買い戻してください。 

何かしら参考になっておれば
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