おはようございます。

昨日のNY株式市場は大幅続伸。トランプ政権による100兆円規模の経済対策への期待に加えて、コンセンサスを大きく上回った5月小売売上高を好感して買いが先行。取引開始直後に26,611ドル(+847)まで上昇した後は利益確定売りに押されて25,811ドルまで約800ドル軟化したものの、午後は概ね26,200〜26,400ドルレンジでしっかりと推移。ダウ構成銘柄は全面高。キャタピラー、ボーイング、アップル、マイクロソフトなど景気敏感セクターが指数高を牽引。ナスダックも続伸し、再び節目の10,000pが射程圏に。

NYダウ 26,289ドル +526、スダック 9895p +169
米10年債利回り 0.749% +0.047、為替  107.31円/ドル
NY原油 38.38 +1.26、日経先物 22,310円 −50

big (3)

□ 本日の展望 : 買い優勢も先物次第の波乱含み
寄り前に発表される5月貿易収支の内容によっては為替主導で弱含み場面もありそうですが、NY続伸を支えとするリバウンド基調の継続が本命視されます。引き続き、先物での外資主導の乱高下には要注意。

★ 本日の戦略 : 3月暴落の再現をケアしながら!
ナスダックのテクニカルは10日線を明確に超えて上値模索トレンド回帰を印象付ける一方、NYダウと日経先物に関しては10日線手前での推移により「底打ち反騰トレンド入り」は未確定な状態。NYダウの異様に高いボラティリティ(4日連続でザラ場中の上下幅が800ドルを超え)も踏まえれば、本日中の『メジャーSQ月の3月同様に10日線際からの下振れ』への警戒解除は時期尚早。

よって、多めの余力残しとストレス玉・弱テクニカル銘柄の大胆な縮小による守備固めを優先しながら、攻撃面では好トレンド銘柄から極端にターゲットを絞ることで「買わざるリスク」に対応していきたいところ。

保有銘柄数の増やし過ぎ、安易な即転狙いはNG。また、「直近安値圏で買った銘柄の利確は極力引っ張る」事で乗り換え先の高値掴みを回避するイメージで臨んでください。

☆ 週初からの2000番台 : 昨日の大幅高過程での一部利確後、本日もターゲットプライスまでを買い直しながら、上昇時は(上記背景からも)売りすぎに注意しながら追加利確を計っていってください。積極派の方は1,●30円台も小口買い増し!

★ 本日からのリカバー狙い第二弾
 新型コロナ感染第二波懸念を背景に東証主力系からの資金シフトの継続・拡大が見込まれます。本業の成長力とテクニカルの調整一服気配、☆ 2000番台銘柄で取り組んでいるクラウド関連からの分散なども念頭に、数週間での15〜25%高目標で着手。

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『 目的は明確に、手段は柔軟に!』

では 本日もよろしくお願いします。
       

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