本日の日経平均は小幅反落。先週末のNY株安や週明けのNYダウ先物の軟勢を嫌気して寄り付き早々に22,311円(−166)まで下落すると、引けにかけては22,500円を挟んで売り買いが交錯。経済活動再開期待が下支えとなった一方、新型コロナの感染再拡大リスクが上値の重石に。極端な薄商いが市場マインドの気迷いを示唆。

東証主力株は高安マチマチ。4519 中外製薬、8035 東京エレク、4507 塩野義製薬などが指数を下支え。中小型株は 4996 クミアイ化学、4187 大阪有機化学、3902 MDV、3926 オープンドア、6619 ダブルスコープ、1757 クレア、4588 オンコリス、4477 BASE、3998 すららネット、7803 ブシロード、6034 MRT、4476 AICROSS、2191 テラ、4712 KEYHOLDER、7610 テイツー、2484 出前館、6888 アクモス、6629 テクノホライゾン、1407 ウエスト、4398 BBSecが商いを伴って大幅高。

日経平均 22,437円 −41、Topix 1,579 −3
225先物(9月限)22,320円、ドル円 106.87円/ドル
NYダウ先物 25,625ドル +96

big (1)

【ウォッチ銘柄】
△ 6166 中村超硬
東京証券取引所が上場廃止にかかる猶予期間入り銘柄から解除すると発表。

△ 7317 松屋R&D、9326 関通 etc
水曜のコパ(7689)、ロコガイド(4497)、フィーチャ(4052)から再開するIPO関連として割り切り対象でケア。

△▼ 1419 タマホーム(売り注目)
20年5月期経常益予想を90億円から97億円に上方修正。景気動向や地合いを踏まえれば住宅関連への持続的な資金流入は困難なだけに、吹き値待ちの空売り対象で注目。

■ 後記 : 今晩のNY市場は決め手不足の中、直近レンジ内での強含みの推移が本線。想定レンジは25,700〜26,200ドル。トランプ大統領(政権)の迷走、新型コロナの感染再拡大リスク、米中・米朝問題などファンダメンタルズはマイナス材料が目立つだけに、リスクシナリオとしては25,500ドル付近までの下振れに警戒。

〜(略)〜

個別の大半にとっては日経なりの持ち合いを余儀なくされる中、上昇銘柄へは刹那的に短期資金が流入しているため、「買おうとおもっていた矢先に急騰。。。」、「昨日まで持っていた銘柄が大幅高・・・!」なんていうケースも増えてきているかもしれません。

もちろん、急騰銘柄を先回りして上手に回している方もいらっしゃると思いますが、現況で重要なのは「何が上がるか」の前に「全体需給が上下どちらに振れるか」であり、急騰銘柄にかかわる爽快感以上にリターンの総額、不用意なリスクテイクの回避です。

明日も正攻法にて堂々とマーケットに対峙していってください!

では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらも是非!☆
         

 

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