明日からいよいよIPOの再スタートです。いきなり3社同時上場という状況ですが結果が楽しみですね。


まずは、4月の中止案件でないフィーチャ(4052)から。

フィーチャ(4052)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:1,196円 気配更新:更新値幅26円、更新時間10分
下限値段:390円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:520円)
1,700円(公募比: +1,180円/+226.9%)
読者予想平均値:1,765円 | 中央値:1,720円 | 補正値:1,867円

主幹事の引受価格:478.4円

いきなり普段ならS級レベルの評価も可能なAI系IPOです。自動運転技術へのAI活用は画像認識が得意とする分野ということで一番進んでいる気がします。期待感から買われそうです。IPOスペック的にも一枚あたりの単価が安く規模も小さいので狙われそうですね。

SMBC日興証券主幹事の注目案件ということになりそうです。初値予想は3.2倍基準で弾き出して1,700円としました。概ね2,000円手前ぐらいまで伸びそうという予想が多いですね。

公募組は今から楽しみですね。


次にロコガイド(4497)。

ロコガイド(4497)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:4,600円 気配更新:更新値幅100円、更新時間10分
下限値段:1,500円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:2,000円)
2,500円(公募比: +500円/+25.0)
読者予想平均値:2,650円 | 中央値:2,500円 | 補正値:2,650円

主幹事の引受価格:1,850円

ロコガイドは3社の中で一番規模の大きなIPOになります。こういった規模の大きい銘柄にしっかり資金が集まるか?ですが、地合いを考えると市場の充電力は十分です。BB時の期待に沿った結果を残すと最終予想です。

壁になりやすそうな1枚あたり5万プラスの2,500円と予想しましたが、今の勢いなら初値から突き抜けるかも知れませんね。ただ、それでも3社同時上場で一番大きな銘柄です。程々からスタートして伸びていくほうが健全ですね。

業種に関しては「チラシサービス」がメインで、蜜回避による広告自粛が影響されそうですが、新しい混雑を調べるアプリを提供するなど、スピードと技術力も感じます。

2500円を超えると次は大株主のロックアップ解除の1.5倍(3,000円)が壁になりそうです。


最後にコパ・コーポレーション(7689)。

コパ・コーポレーション(7689)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:4,600円 気配更新:更新値幅100円、更新時間10分
下限値段:1,500円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:2,000円)
2,800円(公募比: +800円/+40.0%)
読者予想平均値:3,031円 | 中央値:2,800円 | 補正値:2,929円

主幹事の引受価格:1,840.00円

個人的にはそれほど期待してないのですが、世の中的には注目されていそうで直前初値予想は少し上げて2,800円としました。大手予想では3,000~3,500円程度と3,000円を超えて結果を出すように見られています

過去を振り返るといわゆるTVなどに出ている人などが参画している銘柄は初値に注目が集まり跳ねることがあります。こちらもその感触ならば伸びるかも知れません。

ただ、実演販売のビジネスモデルにこれからどれほどの需要があるのか?疑問を感じますので、個人的には控えめの初値予想としました。私の天の邪鬼な予想はだいたい外れるので(笑)、しっかり伸びてくれるならそれはそれで良いかなと思っています。

野村證券主幹事銘柄です。IPOは野村證券の力がまだまだ必要ですね。


以上、明日上場予定の3銘柄の直前予想を更新しました。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

3社ともにプラスの好結果で、待ち望んだIPOに花を添えて欲しいところです。市場は不安定なまま上がっているという気持ち悪い状況ですので日替わりで結果が変わってきそうですが、IPOらしいジェットコースター相場なのは望むところなのかも知れません。