本日の日経平均は大幅続落。前日のNYダウが新型コロナ感染再拡大リスクを嫌気して700ドル強の暴落となったために売り先行で寄り付くと、東京タイムに入って更に200ドル強下落したNYダウ先物が重石となって11時過ぎには22,165円(−369)まで下落。午後に入ると日銀のETF買い(期待)が下支えとなり、22,200円付近から22,300円台前半で底堅く推移。

東証主力株は概ね軟調。6724 セイコーエプソン、7012 川崎重工、7211 三菱自動車、8801 三井不動産、8028 ファミリーマート、4324 電通、3086 Jフロントなどが前日比5%超の下落に。

中小型株は 3939 カナミック、6584 三桜工業、3778 さくらインターネット、3633 GMOペパボ、1757 クレア、4497 ロコガイド、4565 そーせい、3491 GAテック、9973 小僧寿し、8783 GFA、8186 大塚家具、3189 ANAPなどに短期資金が流入。新興商い上位銘柄は高安マチマチの結果となり、本日の日経下落に対する市場マインドの動揺は限定的に。

日経平均 22,259円 −274、Topix 1,561 −18
225先物(9月限)22,220円、ドル円 107.15円/ドル
NYダウ先物 25,247ドル −146

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【ウォッチ銘柄】
△ 9976 セキチュー
第1四半期経常益が通期予想を超過。ジャステック(9717)や玉井商船(9127)とともに割り切り対象でケア。

△ 4716 オラクル
20年5月期経常益はコンセンサスを7%上回る688.57億円で着地。平時のボラティリティが低いためノータッチ or 吹き値待ちの空売り即転狙いで注目。

△ 1360 日経ベア
全体需給の底打ち確認までは、(買い玉のロスカットとの相殺のための売却を除いて)一部ホールドがおススメ。

☆ 2345 クシム
全体需給やテクニカルの更なる悪化には手仕舞い条件の徹底で備えつつ、 明日の実質メジャーSQ月終了、来週月曜からの実質7月度入りをきっかけとする “個別物色動向の正常化” 見込みも念頭に買いレンジ内は毅然と、上昇局面も懐大きく対応していってください。

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その他 ★☆Sラボ2銘柄に関しても全体需給の急激な悪化さえ回避されれば自然体での資金回帰が必至と判断しているだけに、現状の持ち合いも腰を据えて丹念に!

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらも是非!☆