本日の日経平均は続落。NY株安を重石に売り優勢で寄り付くと、中国株の騰勢を支えに10時台には22,667円(+53)まで反発。買い一巡後は 都内での新型コロナ感染者増加傾向、主要ETFの現金化売りなどを重石に22,400円台後半の持ち合いに移行した末、引けにかけては先物主導で下げ幅を拡大し、一日の安値で取引を終了。14時発表の6月景気ウォッチャー調査の改善(15.5 → 38.8)は材料視されず。

東証主力株は売り優勢。前日とは反対にソフトバンクが指数の足枷に。中小型株も様子見色を強めるな中、3323 レカム、4644 イマジニア、4599 ステムリム、4497 ロコガイド、3911 Aiming、4591 リボミック、8894 Revolution、4112 保土谷化学、3415 T− BASE、6387 サムコ、3053 ペッパーフード、2112 塩水港精糖、8732 マネパなどに短期資金が流入。

日経平均 22,438円 −176、Topix 1,557 −14
225先物(9月限)22,370円、為替 107.56円/ドル
NYダウ先物 25,759ドル −11

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 2791 大黒天
20年5月期経常益予想を45.2億円から61.49億円に上方修正。マイルドな動意を買い、吹き値を空売る強弱双方でケア。下落スタートはノータッチ。

△ 6183 ベルシステム24
21年2月期経常益予想(110.5億円)はコンセンサス11%超過。

△ 7317 松屋R&D
21年3月期経常益予想(3.9億円)はコンセンサスを16%超過。

薄商い上方修正の協和コンサルタンツ(9647)は割り切り買いで注目。

★ 4385 メルカリ 
6/17 3,180円 → 7/7 3,800円 +620 19.4%上昇 
本日の上昇幅は小幅なものにとどまりましたが、10日線に下値抵抗感を示した下ヒゲ陽線により上昇トレンドに厚みを増す格好。本日3,500円台までの調整過程での半数前後の買い直しが効いたかと思いますので、明日も押しは強気、上昇時は売りすぎない勇気で対応していってください。

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☆ 3658 イーブック
新型コロナ感染再拡大リスクの高まりに伴い、“巣ごもり消費”の一角として電子書籍・電子コミック関連への資金流入加速が期待されます。ヤフー(4689)との連携強化による成長力の高さも魅力。5日ぶりの10日線超えによるテクニカル良化も念頭に、明日も現値は強気、積極派の方は3,200円付近も小口買い増しからご検討ください。

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■ 後記 : 本日の続落により「週初の大幅高を起点とする上昇ピッチ加速 → 23,000円トライ」シナリオに黄色ランプが点灯しています。よって、弱テクニカル銘柄やストレス玉の大胆な売却、日々の環境の変化とご自身のリスク許容度に合わせた手仕舞い条件の微調整などにて全体需給の下振れに備える構えで臨んでください。
もっとも、これらの下振れシフトは既に整っている方が多いと思いますので、基本スタンスとしては、明日も(1)「世界同時株高」に備えた★ 昨日からの新主力銘柄を筆頭とする東証主力株への派生、(2)「日経持ち合い継続 〜 地合い良化」対応の★ メルカリ(4385)を中心とする流動性高めの好トレンド中小型株狙いを両輪とする強気スタンスを邁進していきたいところ。

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 では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!