おはようございます。

週末のNY株式市場は続落。前日の決算をきっかけにアナリスト評価引き下げが続いたインテルが売られた他、米中双方によるお互いの領事館閉鎖が米中関係の深刻な悪化懸念を高めて終日軟調に推移。トランプ政権による薬価引き下げ方針を嫌気した薬品・ヘルスケア関連の軟勢も重石に。ナスダックもインテル、マイクロンテクノロジー、テスラ株の下落がネックとなって続落。

為替は、米中関係の悪化リスクを背景にドル売りが進行し、ドル円は一時105.60台まで下落。CME225は連休前の日経先物との比較で約400円下落。

NYダウ 26,469ドル −132、ナスダック 10,363p −98
米10年債利回り 0.590% +0.008、為替  106.12円/ドル
NY原油 41.30 +0.23、CME225 22,340円

テクニカル : NYダウのテクニカルは明確な10日線割れにより「上値模索トレンド終焉」を示唆。26,000ドル水準は強めの下値抵抗帯として意識されますが、陰転直後のMACDを踏まえれば25,000ドル台半ばまでの下押しにも要注意。

big (9)

【主な政治経済イベント】
7/27(月)米6月耐久財受注
7/28(火)米FOMC(〜29)、5月ケースシラー住宅価格指数、7月消費者信頼感指数、決算:3M、AMD
7/29(水)米決算:フェイスブック、クアルコム
7/30(木)米4−6月期GDP速報値、決算:アップル、グーグル、アマゾン、UPS
7/31(金)中国7月PMI、ユーロ圏4−6月期GDP、米決算:エクソンモービル、キャタピラー

■ NY市場展望 : 利確賛成ムード ± 主要企業決算
来週のNY株は、テクニカル軟化が示す利確賛成ムードをベースとしながら、ピークを迎える企業決算、米中関係、新型コロナ感染再拡大リスクを加減した推移へ。想定レンジは26,000〜27,000ドル

企業決算に関しては 木曜のアップル、グーグル、アマゾンが山場。決算内容のみならずアナリスト評価、特にネガティブな評価に敏感に反応しやすい相場付きと化していることには要注意。下支え要因としては、トランプ政権の追加景気刺激策、新型コロナワクチン開発への期待、広義のトランプ陣営による株高トレンド維持方針などに期待。
   
〜(略)〜

   (会員サークルより
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