前場の日経平均は急反発。月末要因や先物での仕掛け売り主導で大幅安となった先週末の反動に加えて、NY株やドル円の騰勢を追い風に寄り付き早々に22,100円台を回復すると、前引けにかけても堅調に推移。

東証主力株はほぼ全面高。11時時点で 9101 日本郵船、9104 商船三井、6770 アルプスアルパイン、6723 ルネサス、7269 スズキなどが前日比5%超の上昇に。中小型株も主役クラスを中心に先週末の下落に対するリバウンド優位で推移。

big (10)


□ 午後の展望 : 先物主導の(やや)波乱含み
22,050〜22,200円台半ばでの買い優勢の展開が本線。月末・月初の特殊需給に絡めた(ファンダメンタルズを度外視の)先物主導のブレには要注意。テクニカル面では、終値と節目の22,000円や22,250円水準に控える5日線との上下関係に注目。

■ 午後の戦略 : 前場のリバウンド基調も油断は禁物!
昨日お伝えした“今週の展望”からも、当面の日経平均はファンダ面の不安材料を軽視したしっかりとした推移を本命視しています。ただし、日経平均、個別株ともに「底打ち確認による強気度アップは3日程度の騰勢、10日線超え確認後」がセオリーとなりますので、本日中はストレス玉の戻り売りを優先したいところ。

(弱テクニカル銘柄を除く、前向きな)継続予定銘柄については押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスを継続。

〇 6723 ルネサス : 中小型株に比べた東証主力系の底堅さ、東証主力株内での半導体セクターの優位性を踏まえれば、10日線付近までの押し目買いスイング狙いで継続注視。

持ち株の売却は(1)含み損の大きい銘柄 → (2)小さい銘柄 → (3)含み益銘柄...の順で対応ください。

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では午後もよろしくお願いします。
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