日経平均は下がり続けていますが、コロナの新規感染者数は連日記録を塗り替えています。今日も、あの吉村知事の率いる大阪で、新たに255人が感染し、過去最多とのニュースが飛び込んできました。
昨日、8月6日の225人に続いて、2日連続で過去最多を更新したとのことで、本当にこの先、収束に向かうのか、本当に大丈夫かと真剣に思い始めました。
今日の東京市場は3日続落となりました。日経平均は15円高の22,433円と小幅に上昇して寄り付きましたが、結局88円安の22,329円で取引を終えています。
昨日のニューヨーク市場はナスダック総合株価指数が史上最高値を更新するなど続伸となりましたが、日本市場は米雇用統計の発表や3連休を控え様子見となり売りが優勢でおわりました。
トランプ米大統領が中国の動画投稿アプリ「TikTok」と対話アプリ「ウィーチャット」に関わる取引を45日後に禁じる大統領令に署名したことを受けて香港のハンセン指数が大幅安となる場面もありました。
このような状況か、今晩は21時30分に7月の米雇用統計が発表となります。非農業部門雇用者数は150万人の増加が、そして失業率は前月から0.6ポイント改善の10.5%が見込まれています。
が、一昨日に発表となった米ADP全米雇用リポートで民間部門の雇用者数が16万7000人増に止まり市場予想を大幅に下回ったこともあって結果が注目されます。
いうまでもなく、注目の経済指標の発表では、予想と結果に大きな乖離があれば、あまりにも悪い結果になると、一気に失望売り、投げ売りで、相場は大変なことになります。
米雇用統計は世界最大の注目の経済指標です。この結果次第で、8月の相場が決まるといっても過言ではありません。
東京市場は来週月曜日が休日なので、これから3日間は休場となります。嗚呼…、結果はまだ分かりませんが、最悪の事態になれば、8/11が怖いです。でも、火曜日なので、ブラックマンデーにはなりませんね。
冗談を言っている場合はではありませんが、コロナの感染が一向に収束したない現状、下がって当たり前の経済環境だと思っています。ああ、そういえば、住友商事が今日、令和3年3月期の連結最終損益が過去最悪の1,500億円の赤字になると発表しています。異常ですね。
さて、皆様、停滞した相場の1週間、大変お疲れ様でした!