【勘流雑感】
 昨日の米株は反落。議会での景気対策協議の行き詰まり、クドロー国家経済会議(NEC)委員長の中国脅威論などに足を引っ張られた一方で、3月以降初めて100万件を下回った新規の失業保険申請件数、米通商当局による欧州製品の大幅関税引き上げの見送り、アップル株の上昇などがサポート要因となった。来週の日本株はチャート面での高値警戒感とワクチン期待の攻防が予想されるが、7週間ぶりの高水準に浮上した米国債利回り、昨日述べた膨大なドル売り残によるドル買い・円売りの可能性などを鑑みれば トレンドとしては買い派優位の流れに変わりはなさそうだ。

 昨日述べた経緯から23,000円台を果敢に買い進むにはリスクも高いゆえ、本日の先物は23,100円割れがあれば22,950円近辺までを買い向かっての即回転狙いに処されたい。個別に関しては 週明けまでは決算内容の善いものがマネーゲームの対象となる地合いが続くゆえ、無理せずに手持ち銘柄の強弱を図りながら、ディーラー連中の物色動向を見極める一日に充てられたい。

【勘流銘柄】
■ 4293 セプテーニ
8/4 234円より 8/6 268円 +34 14%高
押しが出にくいチャート付きと化してきたゆえ、現値は気楽に売り買いしながら、押さばターゲットプライスまでを果敢に買い戻す。新規買いとしては  □ 7100番台、□■週明けからの新提唱銘柄に期待されたい。

(その他)
6768 タムラ製作所
S教授提唱中。同じくパワー半導体関連として注視しているサムコ<6387>とともに月末までの回転スパンで注目されたい。

何かしら参考になっておれば
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