前場の日経平均は、107円水準まで上昇していたドル円を追い風に買い優勢で寄り付くと、買い一巡後は利確売りや週末のポジション整理を重石に23,200円台の持ち合いに移行。11時発表の中国7月マクロ指標は鉱工業生産(前年同月比+4.8%、市場予想+6.0%)、小売売上高は(+7.6%、市場予想+8.6%)ともに冴えない内容で着地したものの、日米中株価への影響は限定的に。

東証主力株は売り優勢。2413 エムスリー、4523 エーザイ、4543 テルモ、6098 リクルートなどが指数を下支え。中小型株は 2673 夢みつけ隊、2484 出前館、2321 ソフトフロント、6095 メドピア、4488 Aiinside、4055 T&S、4483 JMDC、4493 サイバーセキュリティ、3928 マイネット、3660 アイスタイル、3182 オイシックス、3639 ボルテージ、4552 JCRなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 利確優位もしっかりと
直近の騰勢や週末要因を背景とする売り優勢の展開が本線。もっとも、22,100円台では根強いコロナワクチン≒景気回復期待が下支えになると想定されます。SQ通過後の先物主導のブレにも軽めに警戒。

■ 午後の戦略 : ポジションの過不足を調整して週末へ!
来週も買い方優位の趨勢が予想されますので、好テクニカル銘柄は押し目買い・上昇時の売りすぎ注意で臨みつつ、決算シーズン終了後の物色の正常化・潮目の変化に備え、ストレス玉のポジション縮小にて一定の余力を確保するスタンスで臨んでください。

☆ 6768 タムラ製作所 : 現値付近から4●●円までは買い直しレンジとして腰を据えて。

★ 3694 オプティム : クラウド診察関連のメドピア(6095)とJMDC(4483)の好決算 & 株価急騰も追い風に3,800円台まで上昇。本日引け後に決算を控えていますので一部利確を進めたら、週明けは決算と市場の反応を確認しながら株数の増減を計るスタンスで。
 
【ウォッチ銘柄】
△ 6937 古河電池

タムラ製作所でお伝えしているパワー半導体からの派生。1,2●0円超えも買い乗せから検討してください。

△ 9969 ショクブン
先週木曜から取り上げている経緯を踏まえ、ファンダ面(食材宅配の将来性)を度外視した即転狙いで継続注視。

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では 午後もよろしくお願いします。
         

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