I-ne(4933)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,050円~2,890円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めてIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)配分数などを考察してみたいと思います。6連続で初値予想記事となってしまいました^^;

I-ne(4933)の上場日は9月25日(金)STIフードホールディングス(2932)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はSMBC日興証券となっております。このSMBC日興証券は口座開設後3カ月間はIPO優遇抽選(ブロンズ)対象となるため、当選確率がアップします。

ちなみに9月以降のSMBC日興証券の主幹事件数は5社で平幹事は3社となるため合計8社のIPOに絡んでいることになります。見逃せないですね。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ SMBC日興証券公式サイト
SMBC日興証券IPO

尚、このI-ne(4933)のIPO申し込み期間は9月8日(火)~9月14日(月)で、rakumo(4060)と同日程となるため、IPO申し込みを考えている方は忘れないようご注意下さい。

I-ne(4933)のIPO(新規上場)初値予想

I-ne(4933)のIPO(新規上場)初値予想

I-ne(4933)のIPO想定価格は2,050円~2,890円と幅を持たせた設定となっているため、上記初値予想はあくまでも上限設定と仮定した場合ということになっており、現時点では公募価格とほぼ同値~1.4倍程度の初値形成になるのではないかと弱めの初値予想となっております。個人的な評価についてはやや弱めC級評価に設定させて頂いております。

このI-ne(4933)のIPO仮条件は週明け9月7日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

I-ne(4933)の事業内容はヘアケア製品、美容家電、化粧品及び健康食品関連のファブレスメーカーとなり、セクターは「化学」と地味で派手さはありません。このI-ne(4933)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

I-ne(4933)の公開規模はIPO想定価格ベース2,050円~2,890円(平均価格:2,470円)50.4億円~71.1億円(平均価格:60.8億円)と規模的に東証マザーズ市場への上場としてはやや大型で荷もたれ感を感じるサイズとなります。

事業内容には特に新規性はなく、やや大型案件となることから需給面での不安があり、個人投資家からの注目度や期待度は低いかもしれません。ただこの規模になると個人投資家だけで値を持ち上げるのは難しく、海外販売もあることから、初値は海外投資家及び機関投資家任せといったところになるしょうか。IPO想定価格(2,050円~2,890円)の値幅を広く設定していることもこういった大口の様子を伺っているような雰囲気ですね。

I-ne(4933)の上場日は9月25日(金)STIフードホールディングス(2932)と2社同日上場、事業内容は両社ともに地味銘柄ということから過密スケジュールの中では埋没する可能性もあり、注目度や期待度はフィフティフィフティといった感じです。強いて言うなら上場市場が東証マザーズという点でI-ne(4933)の方が少しは有利かもしれません。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
STIフードホールディングス26.7億円東証二部野村證券
I-ne50.4億円~71.1億円東証マザーズSMBC日興証券

上場日までまだ三週間ほどあるため、今のようなIPO好調地合いが続いているかどうかはわかりませんが、仮に今の強いIPO地合いが継続していても初値は良くて3割増し程度、逆に地合いが悪くなっていれば公募付近、最悪は公募割れという可能性もあり得る規模かもしれません。

雪国まいたけ(1375)に引き続きまたもや微妙案件のIPO主幹事がSMBC日興証券となっているため、キャンセルペナルティの観点から申し込み判断が悩ましい銘柄です。どうしてもリスクを取りたくないという方はSMBC日興証券からは参加を見送るという選択肢もありかもしれませんね。

とりあえずIPO申し込み期間が9月8日(火)~9月14日(月)となっているため、まだ余裕はあります。ひとまずまだI-ne(4933)の管理人の個人的なIPO参加スタンスは中立とし、市場の温度感などを見ながら最終申し込み判断をしていきたいと思います。IPO参加スタンスについてはいつも通り随時記事最下部に追記していく予定です。

I-ne(4933)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのI-ne(4933)のIPO株(公募株及び売り出し株)21,420枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SMBC日興証券主幹事18,100枚84.5%
SBI証券1,071枚5.0%
みずほ証券1,071枚5.0%
大和証券428枚2.0%
楽天証券100%完全抽選428枚2.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券215枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選107枚0.5%
auカブコム証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,213枚あります。

IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて21,420枚と多くあり、仮に海外販売分の公募株が最大となる半数(856,800株)になったとして、それを差し引いても売り出し株合わせると12,000枚は超えてくるため、100%完全抽選の証券会社も2社(楽天証券及びマネックス証券)あることから、それなりにIPO当選確率は高めとなるかもしれませんね。

<追記>
I-ne(4933)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:2,050円~2,890円(平均価格:2,470円)
IPO仮条件:2,580円~2,890円

幅を持たせたIPO想定価格上限が最上限となる、おおむね一般的と言える水準のIPO仮条件設定となりました。平均価格からすると強気なIPO仮条件設定となります。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は63.5億円~71.1億円となりました。

<追記>
I-ne(4933)の第二弾初値予想が発表されたようです。

3,000円~3,300円

IPO仮条件が強気なのか一般的なのかよくわからない微妙な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価のままで変更無しですが、IPO参加スタンスはIPO主幹事がSMBC日興証券だけにまだ微妙に悩んでいます。とりあえず雪国まいたけ(1375)のIPO抽選結果次第ということにしておきます。

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