2020-09-07 17:27 | カテゴリ:所見日記
●材料●

↓寄り前

ニックス
ニックス、コロナ対策の検温装置量産 ペブル社と連携
→寄らずストップ高

北日本紡績
新たな事業の開始に関するお知らせ
抗菌・抗ウイルス糸の研究開発に関するお知らせ
→寄らずストップ高

ネクシィーズ ※楽天メディカルに出資
がん「光免疫療法」の薬剤承認へ 年内にも世界初の実用化 厚労省部会了承
→+8%

パートナーエージェント
SKE48×パートナーエージェントスペシャルコラボ動画、YouTubeシリーズ累計再生回数100万回突破!
→ストップ高張付き

菅氏、デジタル庁創設検討 黒田日銀総裁の手腕「評価」
↓菅関連下に追加
20200907菅

↓寄り後

東京五輪関連
13:20 東京五輪、コロナに関わらず来年開催-コーツ副会長がAFPに語る
セレスポ ストップ高張付き
コーユーレンティア ストップ高張付き
レイ +21%上がるも+12%引け
博展 一時ストップ高も+6%引け
RSC 一時ストップ高も+12%引け
フロンティアインター 一時ストップ高も+12%引け
サニーサイド 一時ストップ高も+7%引け
スポーツフィールド +8%
電通 +4%
等々

澁谷工業
14:50  世界初の新型コロナ、インフルエンザ A 型、B 型を短時間に同時検査
→材料出て+6%で特買で寄らずストップ高

●●●●

はぁ・・・金曜日にショートしてた銘柄、結構下がってました。
金曜日のショートの損切の爆損、損切せずに持ってたら多分余裕で爆益になってましたね。
この暴落相場でショートで爆損する下手くそ、それが塩漬けマンです( ・`ω・´)キリッ

やる気ないので、最近話題になってるネタでも。

ナスダックが天井付けた日からアメリカでは騒がれてましたが、ソフトバンクのナスダック個別銘柄のオプション取引が話題になっています。
米株式市場を押し上げたオプション取引、「雪崩」起こす危険性

なんか、これ人によって、プットがどうとか言ってる人もいるし、さらにソフトバンクが相場操縦をしていたというような妄想まで言ってる人もいます。
ソフトバンクはコールを買って、現物株を買って、株価をつり上げて、天井で売り抜けて、今度はプットかショートで往復でぼろ儲け!!」みたいな事はやってないと思いますよ。
ただ単に、ハイテク株をロングしてるのに、その銘柄のコールもロングして、超危険で無謀なポジションになってたのに、コロナバブルでハイテク株が人気で上がって、たまたま儲かったってだけの話ですよ。
だから、今日のソフトバンクGの株価は-7%でした。
いくら4000億円儲けてても、ファットテールが起きた瞬間破産ですから、本体が直接やってなくても、社長の指示でこういうファンドを運営している会社の株は、普通の投資家は持っていたくないです。
投機・投資はリスク管理が一番大事という考えの塩漬けマンからしたら、ソフトバンクのファンドの今回のトレードは理解し難いです。

さて、まず、オプション取引の簡単な説明ですが、将来、約束した株価で株を売買出来る権利を売買する取引です。
なんと、アメリカ市場では個別銘柄のオプション取引が普通に出来るんですね。
↓例えば、コールオプションの場合の簡単な説明例です。※数字は適当
A株1000円
一週間後が期日でA株を1050円で買えるオプションを10円で買った
・一週間後、A株が1050円未満だった場合→オプションは0円になるので10円の損失
・一週間後、A株が1100円になった場合→1100円-1050円=50円の利益
※A株の現物を1単元買っていた場合は、1000円→1100円で100円の利益

こうして見てみると、普通に現物株でA株を買った方が儲かってるじゃん!って思うかもしれませんが、A株を売買するには1000円必要ですが、オプションを売買する場合はたった10円でいいのです。
にも関わらず、利益率で見てみると、
・現物株を買った場合、1000円で100円の利益で10%
・オプションを買った場合、10円で50円の利益で500%
と、利益率が全然違います。
オプションのロングは損失限定・利益無限大で、それは株と一緒ですが、張ってる方に大きく動いた時に爆益となります。
その変わり、決められた期限内に、決められた株価まで上がらないと0円になります。

まとめると、少額で投資可能で、逆に言えば、そこに大金を入れればレバレッジが効くという事で、さらに0円になるリスクの代わりに凄い利益率となる可能性があるという事です。

んで、これってどういう時に使うかというと、損失限定・利益無限大の特徴を利用して、ヘッジのための掛け捨て保険で使います。
大量ロングポジション持ってるけど、市況が不安定で下がりそうだけど、売りたくない時に、オプションのプット(コールと逆で株価が下がると利益になる)を買っておくってやり方です。

オプションを買う側は損失限定・利益無限大なのでいいとして、逆に売る側は、損失無限大・利益限定になるのに、誰が売ってるんだろう?って思いますよね。
大抵の場合、買い方は個人投資家で、売り方は機関投資家です。
何しろ、オプションは売り方が8割勝つ金融商品です。だって買った方は、期日になった時に、決められた株価になってないと0円になる訳で、しかも、買う時、既にプレミアムが付いた割高で買うので、どう考えても売り方が有利です。
なので、掛け捨て保険と言われており、売る方は安定的に儲かるので、機関投資家が売り手になる事が多いです。

んで、今回アメリカのハイテク株で何が起きたかと言うと、ソフトバンクがハイテク株の現物を買ってて、さらに自分が持ってるハイテク株のオプションのコールを買ってたようです。
そしたら、コロナバブルでハイテク株が上がりまくって、コールの売り手の機関投資家は、このままだと、損失無限大なので大損します。
でも機関投資家が機関投資家たる所以は、お得意のクオンツで数学的な計算により、裁定取引をしているので、機関投資家は負けません・・・ハイテク株のコールのショートが損失になるのを補うために、そのハイテク株の現物株を買うのです。
つまり、同じ銘柄をオプションコールをショート、現物株をロングの両建てにして、クオンツ的な計算で上手く損失がでないバランスでポジションをアルゴトレードで自動的に作るのです。

んで、ソフトバンクが4000億円分コールを買ってたって記事になってて、それのコールショートの損失をカバーするには機関投資家は5兆円分の現物株を買わないといけないぐらい、ソフトバンクが買ってたハイテク株の株価が上がった的な感じかな。
そしてアメリカ市場でのハイテク株暴騰の原因はソフトバンクではないか?という事で、アメリカで騒がれて、土日に日本でも騒がれました。

でも、これ違いますよね。
ハイテク株を暴騰させた直接の原因は、コールショートの損失をカバーするために、大量の現物株を買った機関投資家の資金です。
ソフトバンクのコールポジションはそれを助長する間接的な理由でしかないです。
また、記事によると、ソフトバンク以外にも個人投資家もコールオプションを買いまくっており、その額は4兆円であり、ソフトバンクの買ったというコールは、その10%分にしかすぎません。

つまり、ソフトバンクがアメリカ市場に与えた影響は小さいし、ソフトバンクがいなくても、同じ事(ハイテク株の暴騰と暴落)が起きていたという事です。

しかし、これ、4兆円の内、利益になる株価になっているオプションってどのぐらいあるんでしょうね・・・というのも、決められた株価にならなければ、近い内に0円になる(=その分、売り方の利益になる)訳で、ハイテク株が上がらなくなり、コールオプションの投げ売りが始まると、ヘッジで現物株を買ってた機関投資家も自動的に現物株を売ってくるので、さらに余計に下がると思うんですけど・・・
さらに、プットをショートしてた機関投資家も、現物株が暴落すると、損失が出るので、損失を相殺するために株式をショートする・・・
つまり、今回起きたハイテク株の暴騰と真逆の事(=暴落)が同じ原因によって引き起こされるような・・・
しかも記事によると、4兆円のコールが買われたのって一か月ってあるので、それが8月の事だとしたら、この度のハイテク株暴落で、結構な割合で0円になるゴミコールな気がるんですけど・・・

●イベント● 赤:米関係
9月以降 【飲食関連】GOTOイートキャンペーン開始
9月 スーパーシティ法案の実施自治体公募(自動運転やキャッシュレス決済、ドローンの自動配送、遠隔診療などのサービス提供を想定)
9月 アビガンのコロナ治験が9月に完了
8月下旬~9月初旬 G7サミット(米国・マイアミ)
9月下旬~10月上旬 【GNI】F351(第二相完了)の戦略的な方向性について示す
9月7日 アメリカ市場休場
9月14日 自民党総裁選?
9月15日 マイクロソフト、TikTok買収交渉期限
9月16日 新内閣組閣
9月17日 日銀会合
9月26~27日 【イグニス】VR空間で初音ミクのライブ開催
9月中旬 臨時国会召集?
9月下旬(20日以後) クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞発表(ノーベル賞前哨戦)
10月 【アンジェス】第一相の結果を受けてコロナワクチン大規模試験へ移行
10月 来年五輪開催判断?
10月 新型コロナワクチン(ファイザー?)、FDAが審議日決定、米で10月承認か
10月1日 【エスケーエレク】業務の効率化を図る「電⼦ペーパータグ」 10 ⽉ 1 ⽇販売開始
10月5日 ノーベル医学生理学賞
10月6日 ノーベル物理学賞
10月8日 ノーベル文学賞
10月9日 ノーベル平和賞
10月12日 ノーベル経済学賞
10月15日 イギリスEUとの通商協定交渉期限
10月末まで 【セキド】毎月の月間平均時価総額及び月末時価総額が10億円以上とならないときは上場廃止
秋まで 【炎上関連】ネットでの誹謗(ひぼう)中傷を防ぐためのルール作りについて議論して方向性を探る
秋 【フライト】マイナンバーカードの読取に対応した新次世代型マルチ決済装置を発売
11月3日 アメリカ大統領選、一般有権者による投票および開票
11月 【デルタフライ】シンガポールで開催されるESMOASIA CONGRESS 2020で臨床データの詳細に関して発表予定
11月 G20サミット
11月26日 アメリカ市場休場
11月中旬~年末 【仮想通貨】FBのリブラ発行を目指す
12月頃 【アイロム】コロナワクチンの非臨床試験開始予定
12月頃 【ソレイジア】SP-04(PledOx) 国際共同第Ⅲ相臨床試験「POLAR-A」主要有効性評価項目解析の完了予定
12月頃 【ナノキャリア?】mRNAワクチン(コロナ)を設計から、マウスにおける抗体価の確認までを、半年以内(12月頃)には達成できるのではないか
12月14日 アメリカ大統領選、選挙人による投票
12月19日 【UMC】特設注意市場解除期限→東証の審査で認められないと上場廃止か、さらに6カ月延長
12月末まで 【イメージワン】ガスハイドレート法によるトリチウム分離技術の検証終了
12月末まで 【MVNO】NTTドコモ、音声通話改定価格(値下げ)を提示
12月31日まで 【FDK】SMD対応小型全固体電池量産開始
年内 新型スイッチ発売?
2020年上半期中 【カルナバイオ】BTK阻害剤(AS-0871)欧州で臨床試験(フェーズ1試験)を開始予定※自社治験でマイルストーンはない
2020年末頃 【リボミック】加齢黄斑変性(AMD)治療薬候補「RBM-007」の、AMD薬の最大シェアを握る抗体医薬「アイリーア」(バイエル)と直接比較した試験結果が判明してくる見込み
2020年後半 【DNAチップ】肺がんパネル診断研究開発終了、薬事申請予定
2020年後半 【窪田】クボタメガネの実証試験終了
2020年内 【窪田】クボタメガネのプロトタイプ完成
2020年 固定価格買取制度(FIT)を改正しメガソーラーはFITでなく卸市場で売買(経産省方針)
2020年 【メドレックス】 MRX-5LBT(リドカインテープ剤)NDA申請見込み
2020年 【FRACTALE】男性腹圧性尿失禁治療に関する医療機器の薬事承認を目指す(2019/12/25国内承認申請
2020年 フェイスブックのデジタル通貨「リブラ」サービス開始
→承認が得られるまでリリースしない
2021年 【日本カーバイド】マクセルが日本カーバイドの再帰光学部材を使用した空中映像と高精度の空中操作が可能な非接触HMI「Advanced Floating Image Display」を市場投入
2021年1月6日 アメリカ大統領および副大統領当選者が正式決定
2020年2月1日~2021年1月31日 【サンバイオ】慢性期外傷性脳損傷プログラムの2021年1月期中の承認申請を視野に入れ準備
2021年1月 通常国会召集
 【マイナンバー関連】マイナンバーと口座を連結法案(※総務相は否定的な発言)
2021年1月 【アイロム】コロナワクチンの臨床試験準備開始予定
2021年2月3日 【アンジェス】4Q決算で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)向け DNA ワクチンの第 1/2 相臨床試験結果公表予定
2021年3月 【マイナンバー関連】マイナンバーカードを健康保険証として利用可能
2021年3月 【ケイブ】動画配信アプリリリース予定
2021年3月末 【アイロム】コロナワクチンの臨床試験開始予定
2021年4月まで がんゲノム医療開始
2021年春 【GFA】レーシングゲームリリース
20年度中(2020年4月~2021年3月) 【藤澤電機】岐阜大と共同でアンモニアから水素製造する装置の商品化を目指す
2021年4~6月頃 【ソレイジア】SP-04(PledOx) 国際共同第Ⅲ相臨床試験「POLAR-M」主要有効性評価項目解析の完了予定
2021年7月末 【アンジェス】コロナワクチン治験第Ⅰ・Ⅱ相終了予定
2021年10月 【ココカラファイン】マツキヨとココカラ経営統合
2021年 【リプロセル】慶応大iPS心筋、移植の治験開始を目指す(申請中)
※阪大は3年の計画で治験実施中
2022年 【リプロセル】慶応大iPS心筋、移植の承認を目指す(申請中)
未定 【カルナバイオ】CDC7阻害剤(SRA141 / AS-141)癌はIND完了だが、シエラ社に導出し最大283億円のマイルストーンだが、シエラ社が他の治験に注力で、CDC7阻害剤は開発方針検討中
未定 【カルナバイオ】ギリアド社に導出した創薬プログラムの癌免疫低分子キナーゼは探索中だが、最大472億円のマイルストーンとなっている
未定 【カルナバイオ】大日本住友製薬との共同研究プログラムの精神神経疾患低分子キナーゼは探索中が最大106億円のマイルストーンとなっている
未定 【シンバイオ】 抗がん剤トレアキシンSyb L-0601FD凍結乾燥材 再発・難治性 中高悪性度NHL2020年5月承認申請完了済みで承認待ち(確度が高く、業績を黒字化させる期待がある)
未定 【シンバイオ】 抗がん剤トレアキシンSyb L-1701RTD液剤 全適応症2019年9月承認申請完了で承認待ち
↓危険なの備忘録メモ
ハイイールド債市場の一部で一斉デフォルトの可能性-ガンドラック氏
コロナ危機の次章:高リスク社債(CLO)市場に崩壊の兆し
米CMBS市場は破綻瀬戸際、大恐慌が小さく見える恐れ-バラック氏
バイデン氏、巨大企業に増税 格差是正の財源に

●ホールド中銘柄含み損益●
20200907保有株

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