【勘流雑感】
 昨日の米株は急反落。米上院にて与党サイドの追加経済対策が事実上否決されたことで、売り派が巻き返し。冴えない雇用指標、ECBのユーロ高注視スタイルも売り材料となった。NYダウは直近の1週間で大きめの陰線を複数並べているゆえ、引き続き 27,000ドル近辺までの下落を念頭に留め置くが善かろう。もっとも、現状の玉整理ベクトルも来週半ばのFOMCまでには終了する可能性が高く、NYダウやナスダックなど指数関連の取引に関してはここから水曜辺りまでの下げをコツコツと買い向かうが上策。

 日本株に関しても、目先の下げはやむをえずとも、FOMC前後では再びドル高円安基調に回帰する可能性が高いとみているゆえ、買うか売るかの選択ではなく、本気買いのタイミングと対象に意識を向ける構えを継続されたい。

 さすれば、本日の先物は22,850円までの広めエリアを買い下がりながら、大半をデイトレ、残りを来週の23,250円超えを目したホールドに処す。22,800円割れは撤収後、買い場探しに移行されたい。個別に関しては、本日は粛々と玉整理に徹して週明けからの攻勢に備えられたい。

【勘流銘柄】
(その他)
4384 ラクスル
S教授提唱中。月初から昨日までの17%高にて利入れを完了させたようだが、見栄え善き決算も鑑みれば、当落を繰り返しながらも息の長い相場が期される。

ITBOOK、さくらインターネット、タムラ製作所など眼光の鋭さを増しているゆえ、蛇の目<6445>、ユビキタス<3858>なども注目したい。

1458 楽天ダブルブル
先物を手掛けぬ日経強気派は本日のような下げも耽々と。

何かしら参考になっておれば
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