おはようございます。

週末のNY株式市場は大幅続伸。コンセンサスを下回った8月耐久財受注、コロナ感染再拡大や景気対策の遅れへの警戒感などを重石に売りが先行。しかし、前日同様に「月暴落後のリバウンド第二波(5月23,000ドル水準 → 9月 29,000ドル水準)のフィボナッチ調整水準」となる26,700ドルでは押し目買いが下支えとなり、引けにかけてはほぼ一本調子に上値を切り上げる展開に。個別ではユナイテッドヘルス、ボーイング、マイクロソフト、アップルなどが指数高を牽引。久しぶりの5日線超えにより、テクニカルには短期底打ち感が浮上(売り方優位の形勢は変わらず)。

ナスダックもテスラ、アマゾン、エヌビディアなど主力株が軒並み買われて大幅続伸。終値での10日線水準までの上昇により、10,500p水準での底打ち反騰トレンド入り期待を高める格好。

NYダウ 27,173ドル +358、ナスダック 11,913p +241
米10年債利回り 0.664% +0.000、為替  105.59円/ドル
NY原油 40.11 −0.20、日経先物 23,180円 +150

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【主な政治経済イベント】
9/29(火)日本:配当権利付き最終日、米7月ケースシラー住宅価格指数、9月消費者信頼感指数、大統領選候補者討論会、決算:マイクロンテクノロジー
9/30(水)中国:9月製造業PMI、米ADP雇用報告、4−6月期GDP改定値
10/1(木)米9月ISM製造業景気指数、8月個人所得・消費支出
10/2(金)米9月雇用統計

■ NY展望 : 売り方優位も上振れ余地を内包!
9月上旬にピークアウトした
「ユーロ買い→ハイテク株主導のNY株買い」トレンドの巻き戻しを最大事由とする売り方優位の展開をベースとしながら、欧州でのコロナ感染動向、追加経済対策を巡る米政治情勢、米中重要マクロ指標の内容、月末月初の特殊需給などを加減した推移へ。想定レンジは26,700 〜 27,500ドル

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△ 楽観シナリオ : テクニカル面では、先週のコメントでお伝えした「3月暴落後のリバウンド第二波に対するフィボナッチ調整」の完了によりトレンド陽転気配も浮上しているため、月末月初の特殊需給がプラスに傾斜した場合には相乗効果での27,000ドル台後半までの大幅高も視野に。

▼ リスクシナリオ : ファンダ面の悪化を建て前として利用した「ユーロ買い・NY株買いの巻き戻し加速」 → 26,000ドル水準までの下振れに警戒。

   (会員サークルより
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