腕を上げながら、投資額を拡大させる | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

「早く大金を手にしたい」という欲望が、「リスクを取りすぎてしまう」という新たな心の弱みを生み出す(中略)。もっとも、「これだ」と確信できる銘柄に資金を大きく突っ込むことで、人生が変わるほどの成功を手にした人がいるのも、また事実だ。

~エナフン流株式投資術~

 

お陰様で9月3日に発売したエナフン流VE投資法は順調に売れております。昨日は楽天証券トウシルでも紹介していただきました。

 

 

また、今月発売された日経マネー11月号では、年後半の稼ぎ方&勝負株というコーナーで私の記事が掲載されています。

 

このブログでも説明しております通り、年後半は、国内中小型株への順張り。つまり、ウイズコロナ銘柄の上方修正に賭ける戦略です。(この日経マネーでは逆張りで勝負する方々も紹介されています。)

 

さて、冒頭に書きましたとおり、いざ株を始めると、だんだん、大きくリスクをとって、少しでも早くお金持ちになりたい気持ちが高まってきます。特に、「とりあえずコロナで暇になったし、少額で、株でもやってみっか…。」ってやって、案外簡単に勝ててしまった初心者はやや心配です。「トップダウンアプローチで連想ゲーム的に良さげな株を買ったら、うまく人気に乗れて勝てました」程度の投資力で、大きな勝負に出てしまったら、遅かれ早かれ、二度と株の話はしたくないレベルの大ダメージを喰らう可能性が高いでしょう。

 

かといって、大物を目の前にしているかもしれないのに、子供の小遣い程度で様子見を続けるのは、もったいない・・・。

 

さて、どうしたものか?

 

 

私の個人的な意見ですが、こんな人こそ、投資の勉強をメチャメチャやりまくる時期だと思います。

 

投資先、調べまくり。

 

投資法、調べまくり。

 

財務分析、勉強しまくり・・・。

 

つまり、

○腕を上げながら、投資額を拡大させていく。

これが理想です。

 

反対に

×腕は初心者レベルのまま、投資額だけ拡大させる。

これが最も危険な状態です。

 

 

私の本の宣伝で恐縮ですが、そういう人のために書いた本がこちらです(冒頭の文章もこの本から引用)。2年前に書いた本ですが、普遍性と分かりやすさを優先して書いていますので、今読んでおかしくはないと思います。

 

 

ご参考まで