勢いがついてしまったら | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

ご質問がありました。
割安な株を持っていたら狙い通り騰がったので、適正株価で売却した。ところが、その後もどんどん上がり、悔しい思いをした。どうするのが正解か?

これについては少し流派が別れます。
1:あくまでバブルには乗っていかない派
2:勢いがあるうちは保有し続ける派。
3:その折衷案を採用する派。

私の場合は、1か3です。

ガチでモメンタム投資に入り込んで行くのはやめにしました。
ある程度、適正と判断できたら、早めに動きます。金額が大きくなると下げ始めてからでは遅すぎるという感覚もありますし。
もっとも金額が小さいうちは、跳び降りが効くかも知れませんから、真似する必要はありません。

尚、3は、例えば、適正と思ったタイミングで半分売るようなやり方です。で、残り半分は勢いを見ながら少しずつ売り抜けていく。
味のあるスタイルですが、投資単位が100株とかだとできません。

優待投資なら100株単位が一番効率が良いのかもしれませんが、腕を上げるならせめて200株。出来れば500~1000株持って、柔軟な買い戦略や売り戦略を練習したいですね。
(昨日もそうですが、優待権利確保後にメチャメチャ下げるパターンが増えましたね。私の本にも書きましたが、優待株は歪みが大きいので、好きにはなれません。)

一度に全部買って一度に全部売る方式は、経験を積むという点で、惜しい感じがします。