【勘流雑感】
 先週末の日本株はトランプ大統領の武漢コロナ感染公表を悪材料視して一時23,000円割れまで下落。米株も政治停滞リスクが逆風となりナスダックは前日比251pもの暴落となった。トランプ氏の武漢コロナ感染に関しては、マスコミの中傷逃れや同情票を集める目的との見方もあるようだが、複数のトランプ側近の感染、公表後のバイデン支持率の上昇を鑑みればシンプルに感染の憂き目にあったとみるが妥当であろう。いよいよ、ロシアや中国に迎合的と目されるバイデン政権の誕生が秒読みとなった。

 バイデン政権の誕生は、中国と韓国の横暴化加速を通じて日本の安全保障や外交環境にとってマイナスとなり、朝日や毎日のような反日系マスコミ主導の暗躍により日本社会が崩壊危機にさらされるリスクが高まろう。この点に関しては非常に憂慮されるが、前代未聞の金融緩和策がカネ余りを通じて日本株のフォローとなり続ける流れは継続するゆえ、日本の先行きを危惧しながらも耽々粛々と資産増幅を図る気構えで挑むが善かろう。

 今週の先物戦術に関しては、トランプ氏の件を念頭に基本は即回転狙いに徹する。本日は23,100円までを買いゾーンとした60−80円幅の小救い狙いが無難。23,050円割れは撤退。個別に関しては先週末のトランプショックのような散発的な逆風に足を引っ張られる流れが続いているゆえ、本日は既存の3銘柄に専念しながら、多方面にアンテナを張り巡らせる一日に充てられたい。

【勘流銘柄】
■ 3915 テラスカイ
9/23 4,760円より 9/28 5,350円 +590 12%高
今月からの政府共通プラットホームの運用開始に絡め、AWS関連、量子コンピューター関連としての再攻勢が期される。本日も4,850円までを買いゾーンとし、5,200円オーバーでは部分利入れをこなされたい。4,650円割れは撤収。

(その他)
2345 クシム
先週末970円超えでの部分売却の後、今週も押さば900円近辺までを買い向かう。上昇ベクトル継続中のMDV<3902>、底打ちムードのダブルスコープ<6619>も併せて注目。

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◎ GSコメント
今週も突発的に先物が下落し、材料株が投げ売られるシーンに警戒されますが、多少のストレスであれば懐疑のうちに買うイメージを継続した頂くのがベストと考えています。今日はトランプ大統領のコロナ感染の影響が気になりますので新規提唱は見送りますが、リバウンド狙いではITBOOK<1447>、BBT<3776>、SUNASTERISK<4053>を注目しています。

◎ 7915 NISSHA
9/23 1,296円  9/30 1,349円 +53 3%高
9月前半に野村証券が目標株価を950円から1150円に引き上げているように、昨年での業績ボトムアウト後のV字回復期待が高まっています。10月前半の1,●●0円超えが目標となりますが、アップル株をはじめ米ハイテク株が反発トレンドを明確にするようなら・・・・!

何かしら参考になっておれば
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