10月13日は日通システム(4013)の上場があります。前回の上場から1週間以上空いたことで充電力も感じます。キオクシアが延期になったのもこの時期のIPOとしては資金流動の面で追い風になりそうです。

日通システム(4013)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:6,900円 気配更新:更新値幅150円、更新時間10分
下限値段:2,250円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:3,000円)
4,500円(公募比: +1,500円/+50.0%)
読者予想平均値:3,995円 | 中央値:3,750円 | 補正値:3,910円

主幹事の引受価格:2,760.00円

直前予想はBB前予想から引き上げるのは良いにしてもどの程度上げるか迷いました。もともとの予想は3,600円。今の勢いなら4,000円を普通に超えそうですが、吸収規模の大きい銘柄なので重たさが響く可能性もあります。

ただ、主幹事野村證券というのを思い出して野村證券なら吸収規模の大きいIPOでも行くときはかなり上がる可能性を感じて最終的に4,500円としました。ベンチャーキャピタルの保有する株のロックアップ解除付近まで初値から行けば完全に主幹事としての義務は果たしたと言えるでしょう。

正直IPOがここまで、このコロナ禍の状況下でバルブ様相になるとは思ってもいませんでしたが、ここまで来れば12月末まで崩れることなく進んでほしいものです。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

新規承認のほうが少しストップしていますが11月IPOの登場も待たれます。12月になるとIPOラッシュが予想されますので、少しでも分散したほうが状況が良いのですが・・・。

黒澤が保有している全証券会社25社の特徴と感想を随時更新

IPOは好調ですが、その分公募株入手が困難を極めています。少しでも公募株当選のチャンスが増える努力は続けたいところです。

【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)

野村證券主幹事でもこの程度吸収金額が大きい銘柄なら当選チャンスは高めです。