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先週はイベントが盛り沢山の1週間だったが、今のところ投資家は静観しているようだ。

ブロックチェーン分析企業チェイナリシスによると、多くの投資家が仮想通貨を取引所に送るのを控えている。例えばビットコイン(BTC)の取引所への流入額は、先週末、過去52回のうち35番目の少なさだった。イーサ (ETH)は、過去52回の週末のうち40番目だ。

(出典:Chainalysis「イーサの取引所への流入額(毎週末)」)

今週に入っても仮想通貨の取引所への流入額は少ない。

例えば10月6日のビットコイン の取引所への流入額は626万9000BTC。180日間の平均を下回った。

先週はKuCoinハッキングの余波、ビットメックス訴追、トランプ大統領のテレビ討論会とその後の新型コロナ感染などイベントが盛り沢山だった。

一般的に取引所に仮想通貨を送る行為は法定通貨への交換を意味しており、売り圧力と考えられる。チェイナリシスは、「現在の高値にもかかわらずかなり低い流入額だ」と分析した。

執筆時点でビットコインは1週間前とほぼ同じ水準である1万600ドル付近で推移している。ビットコインのボラティリティ(変動率)は低水準で推移しており、2018年の11月以来の低さとなっている。

一般的にボラティリティが低い期間が長い間続くと、反動で大きな動きが付随する傾向がある。

ビットフィネックス流出のBTCが移動

10月7日、2016年のビットフィネックスハッキング事件で流出したビットコイン2600万ドル(約27億円)以上が複数のアドレスに分けられて移動した。高額のビットコインの移動を追跡するホエール・アラートが指摘した。同ハッキング事件関連のビットコインが移動するのは8月以来だ。

2016年のハッキング事件によってビットフィネックスからは12万BTCほどが流出したとされている。

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/crypto-holders-dont-move-their-coins-to-exchanges-yet 

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