MITホールディングス(4016)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。11月のIPO件数は例年少ないので今週はともかくとして来週あたりからそろそろ12月IPOラッシュの予兆が来る頃でしょうかね。

MITホールディングス(4016)の上場日は11月25日(水)で、今のところは単独上場、上場市場は可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場ですが、IPO主幹事は待ってましたのSBI証券となっております。SBI証券主幹事IPOが来るとIPOチャレンジポイントの使用不使用含めて、どこかしらワクワクしてしまいます^^

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※現在IPO(新規上場)観測が出ているウェルスナビの主幹事予定。

正直、SBI証券主幹事IPOの登場が嬉しいのは間違いないのですが、逆にいちよし証券みずほ証券がIPO主幹事じゃなくて良かったという点にひとまずホッとしています。特に最近はみずほ証券のIPO主幹事連チャンがヒドかったので^^;

MITホールディングス(4016)のIPO(新規上場)情報

設立:2009年12月1日
業種:情報・通信業
事業の内容:システムインテグレーションサービス(開発、運用保守、インフラ構築等)及びソリューションサービス(デジタルブック、CAD、顔認証等)

MITホールディングス(4016)IPO上場承認

上場市場JASDAQスタンダード
コード4016
名称MITホールディングス
公募株数250,000株
売出し株数300,000株
オーバーアロットメント0株
IPO主幹事証券SBI証券
IPO引受幹事証券みずほ証券
岡三証券
ちばぎん証券
東洋証券
水戸証券
岩井コスモ証券
極東証券
マネックス証券100%完全抽選
エース証券
丸三証券
楽天証券100%完全抽選
岡三オンライン証券委託幹事
IPO発表日10月19日(月)
上場日11月25日(水)
仮条件決定日11月4日(水)
ブック・ビルディング期間11月6日(金)~11月12日(木)
公開価格決定日11月13日(金)
IPO申し込み期間11月16日(月)~11月19日(木)
時価総額12.1億円
吸収金額3.3億円
想定価格610円(61,000円必要)

IPO幹事団(シンジケート)は主幹事含め12社と相変わらずSBI証券主幹事案件は幹事団(シンジケート)が多いですね。

さらに上記をご覧の通りこのMITホールディングス(4016)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券が入っているため、グループ会社となる岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。

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さらにさらにSBI証券がIPO主幹事となることから「ひとかぶIPO」で有名なネオモバSBIネオモバイル証券)の幹事入りも期待されます。

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これらIPO裏幹事(委託幹事)が入るとなると総勢14社となります。一見するとIPO申し込み作業が大変そうですが、中には地場証券も多く、個人的に証券口座を持っていない証券会社もあるため、それほど苦労は無いかもしれません。

MITホールディングス(4016)のIPO(新規上場)事業内容等

MITホールディングス(4016)は連結子会社3社(株式会社システムイオ株式会社NetValue株式会社ビーガル)非連結子会社1社(VisionLinksMyanmarCo.,Ltd.)により構成されており、ソフトウエア開発を事業の中核に、ソリューションサービスとして、CADソリューションサービス、認証ソリューションサービス、デジタルマーケティングサービスや、Web上でのコンテンツサービス、ドローンサービス等の他、社会貢献型総合IT関連教育事業を提供しております。

MITホールディングス(4016)IPO事業概要

MITホールディングス株式会社は社名の通り持株会社で、グループ経営戦略の策定、経営全般における指導、採用・教育を含む事務委託及び、コーポレート・ガバナンスの構築等の管理業務を行っております。

MITホールディングス(4016)IPO事業系統図

MITホールディングスグループの事業は、情報サービス事業の単一セグメントでありますが、事業領域を「システムインテグレーションサービス」と「ソリューションサービス」の2つのサービスに区分しており、各サービスの概要は以下の通りとなっています。

システムインテグレーションサービス

①システムインテグレーション
システムインテグレーションサービスは、MITホールディングスグループにおける事業の中核となるサービスであり、企業活動を営む上で必要となるシステム・アプリの設計・開発から導入・運用保守までをワンストップで提供しております。また、官公庁や大手企業の業務に特化したシステム構築をオンサイト形式で行っております。

②サーバ/ネットワーク設計構築
金融系や中央省庁のセキュリティネットワークや携帯・スマートフォン等の基地局インフラの設計・構築を行っております。

③システム運用・保守サービス等
システムの安定的な運用を監視し、システムトラブルに対する原因究明、再発防止のための対処を実施します。

④プロジェクトマネジメント
プロジェクトの問題点を客観的視点でとらえ、体制見直しのアドバイスや効率化のためのツール導入等トラブルを解決するためのサポートを行います。

ソリューションサービス

①CADソリューションサービス
高機能で幅広い互換性を持つ2次元汎用CADである「DynaCAD」シリーズの開発・販売や自治体の電子化に伴うコンサルティング、図面電子化サービスを行っております。

②認証ソリューションサービス
3D顔認証システムの販売や顔認証以外の生体認証機器のコンサルティングを行っており、銀行・証券等の金融機関での本人であるかどうかの認証や原子力関連施設や医療関係施設でのセキュリティの強化等に幅広く利用されております。また、モバイル認証や非接触型ICカード入退管理システム等の提案により最近では生体認証機器の販売だけでなく、総合的に認証に関するソリューションを提供しております。

③デジタルマーケティングサービス
当社グループが開発・販売する「Wisebook」は誰でも簡単にデジタルブックが制作・配信できるシステムサービスです。月額制のクラウドサービスまたは、オンプレミスにより提供しており、限定公開/一般公開、リッチコンテンツ設定、閲覧データ解析など多くの機能を実装しています。Wisebookは、近年のデジタル化に伴う紙媒体の電子化サービスとして、電子書籍化サービス、社内文書管理サービス、教育現場での電子教科書への対応など、将来的に様々なビジネスセグメントで大きな需要が見込まれるマーケットにおいて高い評価を受けております。

④その他サービス
DroneInternationalAssociation(DIA)を設立し、操縦技術講習等を実施するドローンソリューションサービスを行っており、2018年5月には国土交通省の定める公認講習団体に認定されました。また、小中学生を対象とした無料のプログラミング教室の運営によるエデュケーションサービスを行っております。

【手取金の使途】
手取概算額134,300千円については、社内基幹システムの刷新、人材採用・育成費用等に充当する予定であり、その具体的な内容及び充当予定時期は以下の通りであります。
①社内基幹システムの刷新(2021年11月期に30,000千円)
②人材採用・育成費用等(2021年11月期に27,000千円、2022年11月期に27,000千円)
③3DCADソフトウエアの開発費(2021年11月期に16,000千円、2022年11月期に24,000千円)
④新規ビジネスへの投資・研究開発費(2021年11月期に5,000千円、2022年11月期に5,300千円)
(MITホールディングスのIPO目論見書より一部抜粋)

MITホールディングス(4016)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

MITホールディングス(4016)の市場からの吸収金額はIPO想定価格610円として3.3億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。しかもIPO株はオーバーアロットメント分の売り出し株は無く、公募株及び売り出し株合わせて5,500枚しかありません。

まったく関係ない話ですが「SBI証券+ホールディングス系」を見ると2018年3月にIPO新規上場)したRPAホールディングス(6572)を思い出してしまいます。2018年以降からIPO投資を始められた方ならご存知かと思いますが、このRPAホールディングス(6572)のIPO主幹事はSBI証券で、ある意味伝説のIPOです。

公募価格3,570円に対して付いた初値は14,280円と一撃1,071,000円の利益でしたが、驚くのはそれだけではなく、IPOチャレンジポイント使用時の配分はなんと300株セットだったので初値売却益は3倍の3,213,000円という爆益銘柄です。管理人は全力でポイントを投入しましたが、わずか数ポイント足らずで届かずという残念な結果となったことから特に記憶に残っています><

ベンチャーキャピタルの保有株は1社250,000株あるものの、今回のIPO新規上場)に際する売り出しで全株放出されるため、残りはありません。最近のベンチャーキャピタルの動向(市場売却)からすると珍しいですね。その他既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。

MITホールディングス(4016)の事業内容は上述の通りSIサービス(システムインテグレーションサービス)及びソリューションサービスでセクターは人気の「情報・通信業」で小型案件と初値高騰鉄板銘柄となりますね。今の好調地合いが続いているとすれば初値5倍程度も夢では無さそうです。仮条件が少しでも上ブレすればさらなる利益の積み上げとなります。もちろん当選すればの話ですが^^;

設立は2009年12月と比較的新しく見えますが、これはあくまでもこのMITホールディングス株式会社の設立日であって、1990年1月に設立された株式会社システムイオが前身となることから、社歴としてはおよそ30年となります。

IPO主幹事はSBI証券ということでIPOチャレンジポイントの使い時と考えている方も多いかもしれません。少なくともポイントインフレが進んでいることから400ポイント以上は必要となりそうです。あとは配分が単元か複数かで価値が変わってくることになりまずが、これはもう最近の配分条件が完全に不明となっているため、残念ながら予測は難しそうです。

いずれにしても管理人の個人的なこのMITホールディングス(4016)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行くことは間違いありませんが、IPOチャレンジポイントの使用不使用については今後の地合いなどを見ながら使う局面かどうかを慎重に判断したいと思います。

<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのMITホールディングス(4016)のIPO裏幹事委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

MITホールディングス(4016)のIPO取り扱い決定岡三オンライン証券
MITホールディングス(4016)IPO岡三オンライン証券

MITホールディングス(4016)のIPO(新規上場)業績等

MITホールディングス(4016)のIPO経営指標
MITホールディングス(4016)IPO経営指標

MITホールディングス(4016)のIPO売上高及び経常利益
MITホールディングス(4016)IPO売上高及び経常利益

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