10月も最終週を残すのみとなりました。今週は４社の上場があります。直近IPOが崩れているのが気がかりで、規模の大きいB級評価レベルのIPOの結果が気になりますね。
初値が崩れるようなら、今後のIPOのBBスタンスや初値予想にも影響しそうです。
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段：1,035円 気配更新：更新値幅23円、更新時間10分
下限値段：338円 気配更新：通常の更新値幅・更新時間（3分）
それでは初値予想です（公募価格：450円）
2,200円（公募比: +1,750円/+388.9%）
読者予想平均値：2,435円 | 中央値：2,300円 | 補正値：2,703円
主幹事の引受価格：414円。
直前予想はこのところの初値が当方の直前予想よりも上値になることを考慮して引き上げて2,200円としました。2,000円のラインは目安になりやすく、最近は目安のポイントを大きく超えるのですが直近IPOの動きを考慮して少し超えたところを最終予想にしました。
それでも初値4～5倍予想です。A級評価レベルのIPOならこの程度は行きそうなぐらいまだ良い雰囲気は保っていると感じます。明日上場よりも、その翌日の2社同時上場の方がどうなるのか気になります。値付かず2日目持ち越し予定ですので、実質3社同時上場の格好になります。煽りを受けやすいのは10月28日上場予定の2銘柄でしょうか？
出来れば無事に10月のIPOが進んでほしいですね。11月には危険と感じる名柄も出てきています。IPO戦線も激しくなってきました。
【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに
キオクシアの上場延期や大型ファンドイグジット案件を除いては6月以降のIPOは全勝状態です。いくらなんでも強すぎですので、そろそろ落ち着いても良い頃です。
12月になると件数も増えてきますので、しっかりと銘柄選別をしながらブックビル態勢を整えておきたいですね。