本日の日経平均は小幅に続落。前日のNYダウが過去最多となった米国内でのコロナ新規感染者数、追加経済対策期待の剥落を重石に前日比650ドルもの暴落となった流れを受け、寄り付き早々に23,232円(−262)まで下落。売り一巡後は好決算銘柄や節目の23,500円を意識した押し目買いが下支えとなり、一日の高値で取引を終了。

東証主力株は素材エネルギー、機械、自動車、不動産が軟調。中小型株は主役クラスを中心に多くがマザーズ指数の乱高下に追随。4733 OBC、9878 セキド、6027 弁護士ドットコム、4011 ヘッドウォーター、4449 ギフティ、3935 エディア、5212 不二硝子、3891 ニッポン高度紙などが商いを伴って大幅高に。

日経平均 23,485円 −8、Topix 1,617 −1
225先物(12月限)23,490円、為替 104.69円/ドル
NYダウ先物 27,706ドル +125

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【ウォッチ銘柄】
△ 3778 さくらインターネット
9月中間期経常益の通期予想に対する進捗度は88%の高水準。短期・中長期で注目。

△ 9624 長大
20年9月期経常益予想を25.4億円から31.2億円に上方修正。今晩のNY動向を確かめつつ、エムケー精工(5906)とともに割り切り対象でケア。

△▼ 7102 日本車両
21年3月期経常益予想を42億円から62億円に上方修正。ハイアス&C(6192)、日本電子(6951)とともに買い・空売り双方で注目。

△ 4557 医学生物学研究所
JSR(4185)が4,400円でのTOBを発表。早い者勝ち。

△ 4398 BBSec
会員サークルではITBook(1447)同様のBタイプ銘柄として対応中。昨日3,200円付近までのリバウンド過程での大半の売却 → 本日2,950円付近での一部買い直しの後、明日も3,000円割れがあれば軽め追撃へ。

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■ 後記 : 中小型株の需給悪化を先導している格好のマザーズ指数のテクニカルは、本日の陽線が底打ち気配を醸し出しているものの、右肩下がりの5日線に上値抵抗感を示す(戻り)売り優位の形状を継続。実質的な11月相場を迎える木曜からの潮目の変化(需給良化)を期待していますが、思惑が数日ずれ込んだ場合でもダメージが拡大しうる環境ですので、戦略の前提にするのは楽観すぎ。

よって、明日も以下のイメージにて体勢の建て直しを優先。
(1)好テクニカル銘柄 : 通常通りの押し目買い・上昇時の売りすぎ注意
(2)弱テクニカル銘柄 : (A)ストレス化しているものは株価を選び過ぎずに売却 → 乗り換え先での逆襲狙いへ。(B)継続予定銘柄は突っ込み買い → 戻り売りを丁寧にこなしながら、リカバー + アルファ狙いへ。

※ 乗り換え先や継続銘柄に関しては、7月以降の安値水準まで下落しているテクニカル崩壊銘柄、ディーラー資金が出入りしにくい薄商い銘柄、決算目前銘柄などを避けていただくのがおススメ。

また、決算シーズンの本格化により好材料銘柄への短期資金流入 ≒ それ以外の銘柄の緩慢な推移が想定されるため、「即時挽回」を焦った強引な勝負ではなく、「数週間スパンで巻き返し」を計る構えが有効と判断します。

  (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらもよろしくです!☆
   
      
  

「何かを変えたい!」とお感じ方は需給陽転前、市場マインドが不安定な今こそ!!


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