おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸。前日同様にコロナワクチンの実用化期待を背景に、ボーイング、レイセオン、3Mなど景気敏感セクターなどが堅調に推移。ウィズコロナ関連への利確ムードも継続し、マイクロソフト、セールスフォースは続落。ナスダックも長期金利の高止まりを現金化売りの建て前とされ、続落にて5日線割れまで軟化。個別ではエヌビディア、AMDなど半導体セクターの下げが顕著に。

NYダウ 29,420ドル +262、ナスダック 11,553p −159
米10年債利回り 0.954% −0.004、為替  105.27円/ドル
NY原油 41.36 +1.07、CME225 25,225円

big (15)

□ 本日の展望 : 指数はしっかり、材料株は不安残し

CME225にサヤ寄せした堅調スタート後、引けにかけてもバイデン政権とコロナワクチンの実用化を楽観視した買い優勢の展開が予想されます。想定レンジは25,000〜25,500円。材料株に関しては、ナスダック続落、前日の連鎖的投げ売りによる(戻り)売りバイアスの高まりなどがネックとなるため、「日経高には緩慢に、日経安には過敏に反応」に要注意。

★ 本日の戦略 : 戻り売りにて全体を俯瞰!
中小型株全般では昨日の連鎖安により買い妙味が増しているものの、需給主導の不可解な下落、市場マインドとリスク許容度の急低下などを踏まえれば、まずはストレス玉・弱テクニカル銘柄の(突っ込み買い → )戻り売りによるポートフォリオ全体の建て直しを優先。

その上で、買い増しや新規買いを計るのも得策と判断しますが、主役クラス中小型株の多くに今週中に決算を控えている銘柄も多いため、週内は打診買いにとどめ、環境を確認しながら週明けに本格再戦に臨むイメージがおススメ。

〜(略)〜

【ウォッチ銘柄】
△ 4055 T&S
12/1付の株式2分割を発表。

△ 3970 イノベーション
9月中間期経常益は前期比3.6倍、通期進捗率68%の好内容。6584 三桜工業、8789 フィンテックG、7638 NARTHなどとともに割り切り対象でケア。

  (会員サークルより >>Sラボ参加案内

『 難局では全体を俯瞰できる地点まで後退 
    
 →  勝負どころを見極めて再戦!  』

では 本日もよろしくお願いします