本日の日経平均は7日続伸。前日からの新型コロナワクチンの実用化期待を背景に寄りから25,000円台を回復すると、先物主導で昼には25,401円(+495)まで上昇。引けにかけても押し目買いや売り方の買い戻しが支えとなり、概ね25,300円台で堅調に推移。7日続伸は2019年10月以来、終値25,300円台は1991年6月以来の水準。

東証1部の売買代金は3.48兆円、出来高は16.8送株。東証主力株は 好決算銘柄や「経済活動の正常化期待」銘柄群を中心に概ね堅調。9983 ファストリ、6367 ダイキン、6954 ファナック、4543 テルモが指数高を牽引。

中小型株は 3097 物語コーポ、9706 日本空港ビルディング、9519 レノバ、6937 古河電池、6630 ヤーマン、6897 ツインバード、3663 アートスパーク、4563 アンジェス、4055 T&S、4053 SunAsterisk、5212 不二硝子などに短期資金が流入。全般的には昨日の需給悪化の余韻に足を引っ張られる格好

日経平均 24,349円 +444、Topix 1,729 +28
225先物(12月限)24,380円、為替 105.17円/ドル
NYダウ先物 28,675ドル +57

big (18)

【ウォッチ銘柄】
△ 7915 NISSHA
2012月期9か月営業益は前年同期比7.4倍。売り買い双方でケア。NITTOKU(6145)も同様。

△ 4488 AIInside
21年3月期経常益予想を10.32億円から18.58億円に上方修正。割り切り対象でケア。バルテス(4442)、レオクラウン(7681)も同様。

■ 後記 : 昨日売り込まれた主役クラス中小型株の一角には底打ち気配も生じているものの、大半はマザーズ指数同様に昨日の寄り値や5日線に届かず、下値不安を継続したまま。現状こそ日経高にサポートされている市場マインドも目先の上値追いには消極的、投げ売り余地の方が高い状況が想定されます。

決算シーズン特有の売買難易度の高さも踏まえれば、週内の強引な勝負を避けるべく、明日も「ストレス玉・弱テクニカル銘柄の戻り売り」による体勢の建て直しを優先してください。

※ 現状の理想シナリオは、今週末の決算シーズン終了と同時にナスダックも底打ち完了 → 週明けからの中小型株需給の陽転 & 物色の正常化による取り組みやすい相場付きへの変化。

〜(略)〜

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では 本日もお疲れ様でした。

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