ビートレンド(4020)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月12日)IPO新規上場承認発表があった4社のうちの1社です。4社の中では1番と言うかズバ抜けて良い案件かと思います。

IPO新規上場承認発表4社2020.11.12

4社中2社はすでに下記記事でご紹介させて頂いておりますが、残り1社のプレイド(4165)についてはまた後ほど別記事にてアップさせて頂きます。

ビートレンド(4020)の上場日は12月17日(木)オーケーエム(6229)リベルタ(4935)プレイド(4165)4社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は最近個人的にめっきり相性の悪くなったみずほ証券となっております。

11月13日(金)追記

11月13日(金)にかっこ(4166)が12月17日(木)上場で追加発表されたので上場日は5社同日上場となります。

ビートレンド(4020)のIPO(新規上場)情報

設立:2000年3月10日
業種:情報・通信業
事業の内容:飲食店・小売店等を展開する企業向け顧客情報管理ツールであるCRMソフトウェアプラットフォーム「betrend」の提供・運営

ビートレンド(4020)IPO上場承認

上場市場東証マザーズ
コード4020
名称ビートレンド
公募株数80,000株
売出し株数84,500株
オーバーアロットメント24,600株
IPO主幹事証券みずほ証券
IPO引受幹事証券丸三証券
いちよし証券
岩井コスモ証券
エース証券
マネックス証券100%完全抽選
IPO発表日11月12日(木)
上場日12月17日(木)
仮条件決定日11月27日(金)
ブック・ビルディング期間12月1日(火)~12月7日(月)
公開価格決定日12月8日(火)
IPO申し込み期間12月9日(水)~12月14日(月)
時価総額27.5億円
吸収金額5.0億円
想定価格2,680円(268,000円必要)

ビートレンド(4020)のIPO(新規上場)事業内容等

ビートレンド(4020)は飲食店や小売店を展開する企業等に対して顧客管理ツールとして多様な情報送受信の手段及び情報分析手段を有するCRMソフトウエアプラットフォーム「betrend」をSaaS型で継続的に提供するとともに顧客ニーズに合わせた周辺サービスを提供しています。

ビートレンド(4020)IPOスマートCRM

betrend」は顧客情報をベースとした機能をメール配信サービスに限定した「メールマーケティングサービス」及び「メールマーケティングサービス」機能に加え、顧客管理ツールも含めた「スマートCRMサービス」の2つのサービスに大別され、直販または代理店販売により提供しております。

ビートレンド(4020)IPO「betrend」

ビートレンド(4020)の提供するスマートCRMは、それぞれのサービスが1つのデータベースに統合管理された上で、有機的に連動して稼動するため、ワンストップで機能活用ができ、契約も当社一社で完結できるため、契約にかかる手続やサービス毎に散逸したデータを連携させる作業を省略できる特長があります。

ビートレンド(4020)IPOスマートCRM特徴

【手取金の使途】
手取概算額192,248千円については第三者割当増資の手取概算額上限60,653千円と合わせた手取概算額合計上限252,901千円を、設備資金として①スマートCRMの機能の追加・既存機能のバージョンアップ、②サービス用システムの冗長化、及び③営業・技術部門の増員に伴う採用費及び人件費に充当する予定であります。
なお、上記調達資金については、各々の具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ビートレンドのIPO目論見書より一部抜粋)

ビートレンド(4020)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ビートレンド(4020)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,680円としてオーバーアロットメント含め5.0億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて1,645枚しか無く希少性は十分です。

ビートレンド(4020)の事業内容は飲食店・小売店等を展開する企業向け顧客情報管理ツールであるCRMソフトウェアプラットフォーム「betrend」の提供・運営ということで、すでに2,500社で35,000店舗の導入実績があります。

ビートレンド(4020)IPO導入実績

公開規模はIPO想定価格(2,680円)ベースで5.0億円、上場市場は東証マザーズ市場で「情報・通信業」と不動の人気を誇るセクター、クラウド型CRM(Customer Relationship Management)サービスということで業態人気もあり、ビジネスモデルがBtoBtoCのSaaS形式という点などIPO的には人気化しやすい材料が多くあります。

BtoBtoCとは

「Business to Business to Consumer」の略で、一般的に「企業と個人消費者の間に入り商取引を支援する」サービスのことを言います。わかりやすく言うと「電機メーカー→家電量販店→顧客」の中の家電量販店の立ち位置となります。

SaaSとは

「Software as a Service」の略で、ソフトウェアの機能をパッケージ販売するのではなくインターネットを通じたサービスとしてご提供する販売形態を言います。クラウドサービスの中の一部のサービスとなります。

株主の中にベンチャーキャピタルの保有株が1社あるものの2万株しか無いため、ロックアップ条項が付いてなくても問題ないレベルでしょう。その他既存の上位大株主には解除価格無しで90日間及び180日間のロックアップが掛かっています。業績も堅調に推移していることから需給はひっ迫となり、初値高騰が見込めそうです。第一印象は完全にA級評価と言って良いかと思います。

唯一残念なのはやはり12月IPOラッシュに差し掛かっていることや、上場日が12月17日(木)4社同日上場となることでしょうか。一人勝ちになる可能性は大いにありますが、それでも4社となるとそれなりの資金分散の影響は受けることになると考えられます。本当に残念ですね。

いずれにしても管理人の個人的なこのビートレンド(4020)のIPO参加スタンスは文句なしで全力申し込みで行きます。ただIPO主幹事が個人的に相性の悪いみずほ証券でIPO株数は公募株及び売り出し株合わせて1,645枚と少ないため、IPO当選は狭き門となりそうです。いわゆるプラチナチケットですね。

初値10倍超えはさすがにあり得ないと思いますが、価格設定やみずほ証券主幹事の小型IT案件と聞くとなぜか伝説のIPOヘッドウォータース(4011)を思い出してしまうのはさすがに考え過ぎでしょうかね^^;

ビートレンド(4020)のIPO(新規上場)業績等

ビートレンド(4020)のIPO経営指標
ビートレンド(4020)IPO経営指標

ビートレンド(4020)のIPO売上高及び経常利益
ビートレンド(4020)IPO売上高及び経常利益

超簡単!キャンペーンで現金5,000円GET!

FXTFタイアップキャンペーン2020.9.30
キャンペーンで現金5,000円をGETするための方法を完全解説!

オススメ情報

IPO歴10年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPOにオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
IPO投資用オススメ証券会社ランキング

IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。
line友だち追加