飛び乗りを断行するときの心構え | エナフンさんの梨の木

エナフンさんの梨の木

ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

狙っていた株が、突如急騰して20%も上がってしまった。どうするか?

これもよくある悩みですね。

本でも説明しましたが、3〜5年で2〜3倍が狙える株を買おうというのが基本です。

もし、800円の株で2〜3倍。つまり、1600〜2400円を狙ってた株があっという間に1000円になってしまったとしたら、逆算すると、1.6倍〜2.4倍しか狙えません。

けど、多くの場合、私はそれでもその株が良いと思うなら買う方を選びます。1割〜2割は誤差くらいに考えているのです。
早く買いすぎて下落を喰らい20%含み損を抱えるのも、遅く買いすぎて、底値から20%高く買うのもまぁ同じことです。

ピンポイントで底値で買うのはほぼ不可能ですから、その程度の動きにいちいち敏感になると、本当にいい株を買うことは出来ません。

暴落したら暴落した状態の中で最善を尽くす。急騰局面では急騰局面の中で最善を尽くす。

一度、10年単位の長期チャートを見ると良いでしょう。
1割〜2割の上昇や、下落は誤差でしかないことに気づくはずです。

短期的には天井かもしれませんが、長期的には初動段階というのはとてもよくある現象です。
金は溢れかえってますしね。

どうやらソニーも飛び乗りで正解だったようです。