本日の日経平均は反落。前日のNY市場での「FOMC前のポジション整理優位ムード」を引き継いで軟調に寄り付くと、引けにかけても積極的な売買は見送られ、概ね26,600円台で持ち合う展開に。東証主力株は売り優勢。2413 エムスリー、6954 ファナック、4568 第一三共などが指数を下支え。

中小型株は 9263 ビジョナリーHD、4880 セルソース、7095 Macbee、2375 ギグワークス、3134 Hamee、7033 MSOLなど好決算銘柄の他、1873 日本ハウス、6192 ハイアス、4056 ニューラルポケット、4274 細谷化工、5974 中国工業、5491 日本金属、8285 三谷産業などに短期資金が流入。

日経平均 26,687円 −44、Topix 1,782 −8
225先物(3月限)26,630円、為替 104.06円/ドル
NYダウ先物 29,898ドル +33

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△▼ 6464 ツバキ・ナカシマ
20年12月期経常益予想を17.2億円から25億円に上方修正。同じく通期業績予想を上方修正したVコマース(2491)、三協立山(5932)などとともに空売りに軸足を置いた即転狙いでケア。

△ 5218 オハラ
先月下旬の20年10月期業績の上方修正に続き、本日は今期経常益の黒字転換予想を発表。マネーゲーム中のため、モリト(9837)、オービス(7827)、昭和HD(5103)などとともに割り切り対象でケア。

△ 3038 神戸物産
本日は昨日の保守的な決算が嫌気されて大幅安。3,300円台後半までの切り返しを確認するまではノンポジにて静観。

△ 9514 エフオン、6807 航空電子
前者は勘助氏、後者はGS氏の方で注力中。ともに10日付近までの押し目買いスイング狙いで継続注視。

★ 6768 タムラ製作所 
11/27 530円 → 12/10 600円 +70  13.2%上昇
連日に渡る600円への上値抵抗感も、テクニカルの過熱感の緩和による相場寿命の長期化のためには必要悪。明日もシナリオの中で丹念に。

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☆ 6034 MRT 
12/10 1,586円 → 12/15 1,773円 +187 11.7%上昇
IPOラッシュに突入したマザーズ需給の下振れ以上に、早売りによる儲けそびれに要注意。

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■ 後記明晩のFOMCとNY株の反応に関しては、コンセンサスなりの国債買い入れの増額決定に加えて「量的緩和の期間についての新たなガイダンス」が好意的に評価される → 最高値(30,218ドル)更新トライを本命視している反面、期待外れに終わる場合や材料出尽くし売りに利用される場合には29,000ドル台半ばまでの深押しに警戒したいところ。

明後日以降の日本株に関しては(1)26,000円台後半の高値持ち合いが最有力であり、次に(2)27,000円超え、(3)26,000円付近までの下振れの順に可能性が高いと判断しています。

よって、理論上は強気スタンス継続で問題はありませんが、個別株に関しては(1),(2)の場合も買われる銘柄と放置される銘柄の二極化継続が予想され、(3)においては全面安リスクを内包。すなわち、弱テクニカル銘柄は「放置され続けるか売られるか」の厳しい環境であることは強く認識して、売買戦略に落とし込んでいってください。

  (会員サークルより
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では 本日もお疲れさまでした。

「MRT見てるよ!」・・・こちらも是非!☆