【勘流雑感】
 昨日の米株は反発。武漢コロナの感染者増加傾向を嫌気した前日から一転、政府の追加景気刺激策とワクチン普及への期待を背景に上昇。ナスダックもアイフォン増産で買われたアップルが気を吐き、終値での最高値を更新した。今晩のFOMCにおけるFRBとコンセンサスの乖離、欧州の凋落を表している英国とEUのブレグジット交渉などを大義名分とした急落には注意が必要だが、同等程度に主要株価指数が吹き上がるケースへの準備も怠れない状況だ。

 さすれば、昨日26,550円近辺までを買い下がり、その後の26,700円台奪回過程で利入れを図ったであろう先物に関しては、本日は26,650円までを買い下がりながら、大半を60−80円幅の小救い狙い、残りを本日のFOMC後の上値探求モードに向けたホールドに処すが上策。26,6000円割れは撤収。
 なお、ナイトセッションでの対処が可能な場合はFOMC直後の上下の振れを逆張りで即時回転を目されたい。

 材料株全般に関しては、今月の狼狽売りの拡散の反動により持ち直しムードを強めているものが増えてきたが、FOMC後の地合いの悪化に耐えられるものは限られる。すなわち、下手な鉄砲数打ちゃ当たる感覚にて戦局を拡げるべき頃合いではない。本日までは戦局を絞り込み、今晩の米株が堅調さを確認するまでは頭と尻尾はくれてやる。

【勘流銘柄】
□ 9514 エフオン、■ 中期指向3600番台、■ 新たなる中期指向
年末年始に四季報ベースで銘柄選別をしたり、感性のみの即回転狙いに固執していても資産は増えぬ。日常生活の充実と資産拡張を同時に図るが上策。

(その他)
7092 FFJ、6612 バルミューダ
本日の新規上場。昨日のスタメン<4019>、ビーイング<9145>がともに伸びを欠いた経緯からは、前者は公開価格2,250円を35%上回る3,040円近辺、後者は公開会価格1,930円を25%上回る2,420円近辺までに寄り付くなら拾ってみたい。ローランド<7944>はスルー。

◎ 6807 日本航空電子
GS君の方で 12/7 1,483円から参陣。このタイプの銘柄も目先の利益に執着していては先がない。ユーグレナ<2931>も続きがあろう。

何かしら参考になれば
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3月と12月は材料株にとって儲け時

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