おはようございます。

昨日のNY株式市場は反発。前日のFRBによる低金利政策の長期化示唆に加えて、9000億ドル規模の追加対策案を巡る与野党協議の合意が近いとの思惑も追い風に、30,200ドル台後半から30,300ドル台前半で堅調に推移。朝方発表の新規失業保険申請件数は、前週比で2.3万件増の88万5000件となり、市場予想(80万8000件増程度)を上回った。経済指標は強弱マチマチ。11月住宅着工がコンセンサスを上回った一方、12月FF連銀製造業景気指数や失業保険申請者件数は市場予想予想より悪い内容に。ナスダックはテスラ、ネットフリックスが指数高を牽引して連日で最高値を更新。

NYダウ 30,303ドル +148、ナスダック 12,764p +106
米10年債利回り 0.932% +0.013、為替  103.11円/ドル
NY原油 48.36 +0.54、CME225(3月限)26,750円

big (19)

□ 本日の展望 : 買い優勢 ± 週末要因
FOMCを経て騰勢を維持しているNY株に順じた堅調地合いをベースに、週末のポジション整理、今晩の米トリプルウィッチング(米国版メジャーSQ)に絡めた先物需給を加減した推移へ。日銀金融政策決定会合に関しては現状維持による無風通過が本線。

★ 本日の戦略 : 物色の二極化、日柄ロスも警戒しながら!
 FOMCの無難な通過により、年内の下振れリスクは大幅に軽減 ≒ ワクチン・バブル継続が本線。一方、クリスマスを挟んだ外資勢の閑散売買、年末を控えたポジション整理バイアスがネックとなるため、年内の27,500円トライのような上値模索に関しても多くは期待しにくい環境となっています。
よって、全体戦略としては26,300〜26,500レンジを底値圏と想定した押し目買い、27,000円付近を目先天井としたポジション調整を進めてください。

個別戦略に関しては、今年の年末年始も“物色の二極化”進展が想定されるため、好テクニカル銘柄主体のポジショニングを整えつつ、弱テクニカル銘柄に関しては取捨選択、手仕舞い条件の厳格化などにより“日柄ロスリスク”に警戒していきたいところ。

☆ MRT(6034)、★ タムラ製作所(6768)、☆ ピーグリー(3981)など★☆Sラボ5銘柄も昨夕の戦略を踏襲。

【ウォッチ銘柄】
△ 4586 メドレックス
経皮吸収剤デリバリーデバイスおよび製造方法に関しる中国特許査定を取得。IRはこちら

△▼ 3386 コスモバイオ
20年12月期末配当予想を10円から26円に上方修正。吹き値待ちの空売りでケア。

△ 3687 フィックスターズ
発行株の1.21%の自社株買いを発表。基本はノータッチ。

△ 9450 ファイバーゲート、6199 セラク、355●
先月以降の旧勘助銘柄にテクニカル良化が顕著に。近似テクニカル銘柄の重複保有に注意しながら、押し目買いスイング狙いでケア。

    (会員サークルより >>Sラボ参加案内

 『 悩みの種類をレベルアップ!』

では 本日もよろしくお願いします。