【勘流雑感】
 昨日の米株は反発。米新規失業保険申請が88.5万件まで増加し、足元の景気がおぼつかない様を露呈する中、FOMCにおける長期緩和見込み、追加景気刺激策への希望的観測をフォローとして前日比100−150ドル高水準で安定的に経過。年内は29,800−30,800ドル範疇でのぬるま湯相場が予想される。年明けもカネ余り相場を持続した後、1/20ごろから企業決算とバイデン就任式をきっかけに調整なり更なる上昇ベクトルに移行するといったところか。

 日本株に関しても、欧米中央銀行の金融緩和スタイル続行により十分な銃弾が確保できる外人部隊の強気が下値の支えとなりつつ、国内でのコロナ感染者数の増加傾向が頭を押さえる構図にて、年明けしばらくは26,000円から27,500円ゾーン内での推移となろう。更に短期的に考察した場合は、今月のSQ値26,713円からつかず離れずの先物動向、それにより動意が乏しい日経平均の推移が予想される。

 さすれば、先物に関しては押さば買いの強気スタイルを続行すべく、本日も26,600円近辺までをパラパラと買い下がり、反発時は大半を60−80円幅での小救い狙いに処すが上策。26,550円割れは撤収。個別についてはIPOラッシュの影響でマネーゲーム色が濃くなっているゆえ、インスピレーション重視の取り組みを忌避し、背後関係のしっかりしているもので着々とポートフォリオの底上げを図られたい。

【勘流銘柄】
■ 9514 エフオン
12/8 1,037円より 12/17 1,210円 +167 16%高
年末年始の落とし穴に注意すべく、安全圏まで上昇してなお上値模索ベクトルを維持している銘柄は丁重に扱うが上策。目先目標は1,300円、年明け目標は1,400円オーバー。本日も押さば1,●●0円近辺までを粛々と買い戻す。

■ 2000番台中期指向
12/16 719円より 12/17 757円 +38 5%高
菅政権のデジタル庁創設に向けた基本方針案が判明。2021年は各方面でのデジタル化が一気に加速し、学校教育におけるデジタル教科書も本日の経済諮問会議での主要議題となる。短期指向の狙い目となっている東証2部銘柄としての魅力も兼備。本日も押さば7●0までを耽々と、続伸時は部分利入れを挟みながらも 本懐は中期指向での取り組みであることを必ずや意識されたい。

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■ 3000番台中期指向

会員サロンでは週明けからの提唱。既に5%高を果たしているが、まだまだ仕込み場ゆえ公開は週明け以降とする。本日も現値を坦々と。

(その他)
4167 ココペリ、7031 インバウンドテック
本日の新規上場。前者は公開価格1,600円の9割増し、3,000円付近までに寄るなら買い。後者は公開価格5,700円の45%増し、8,250円近辺まで寄るなら買い。昨日のかっこ<4166>、ビートレンド<4020>、プレイド<4165>もギャンブルで注目。

複数サイトで自らに都合のいい情報ばかりを集めたところで役には立たぬ。投資している自らの時間と心労に対して、実入りが少ないと感じている場合は取り組み方を変える必要があろう。

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