■ NY市場展望 : 上値模索トレンド継続 ± 年初需給
1月第1週のNY株式市場は、ワクチンの実用化と欧米中銀の金融緩和強化スタンスを材料視した昨年11月上旬からの「株式買い・債券売り(金利高)・ユーロ買い」のポジティブトレード継続を本線に、年初の特殊需給を加減した推移へ。昨年末の大幅高&最高値更新による売り方の買い戻し需要を踏まえれば、30,400〜31,000ドルレンジの堅調地合いが本命視されます。(先週末終値30,606ドル)

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リスクシナリオとしては、「年初の特殊需給の売り傾斜」に加えて、以下の3点に起因する30,000ドル付近までの下ブレをケア。
(1)新型コロナ感染拡大による経済活動制限の広域化。
(2)冬期休暇を短縮化したトランプ大統領による国内外政治の混乱。
(3)英国による視界不良のままのEU離脱への警戒感の高まり。

【主な政治経済イベント】
1/4(月)中国12月財新製造業PMI
1/5(火)米ジョージア州上院決選投票、米12月ISM製造業景気指数
1/6(水)米12月ADP雇用報告、12月FOMC議事録
1/7(木)米12月ISM非製造業景気指数、決算:マイクロンテクノロジー
1/8(金)米12月雇用統計

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