小型株は個人投資家向け | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

ご質問がありました。
保有資産が増えると小型株の考え方が変わるのか?
小型株とは時価総額でいくら以下なのか?

さて、年末に見た人気アニメ「呪術廻戦」の中で、一級呪術師の七海氏は「お金持ちを更にお金持ちにする」仕事に嫌気が指して、金融の世界から呪術師に戻るというシーンがありました。

確かに株式市場はお金持ちを更にお金持ちにする装置だと私も思います。

ただ、小型株に関していうと、ちょっと違うんですね。
資金力が大きくなればなるほど、流動性リスクが大きくなるため、小型株への投資を嫌うようになります。

私の本の中でも書きましたが、小型株投資は資金力の小さい個人投資家向けだと思います。
お金持ちではなく、まだお金持ちでない人をお金持ちにしてくれる投資対象と言えるでしょう。

しかもよく上がる。

私は300億以下クラスを小型株だと考えていますが、本当に好きなのは100億以下、できれば50億以下の超小型株です。
純益で1億とか2億とか、PER20倍でも時価総額で20億とか40億とかといったクラスが純益で5億とか10億クラスに成長するのを狙っていくのが、本当は好きです。

けど資金力が数億円になってくると仮に10銘柄に分散しても、数千万円となり、すぐに保有比率が1%を超える大株主になってしまいます。
よっぽど自信がない限り、そういう勝負はできなくなりました。
そのため、3〜500億以下クラスにターゲットを広げています。

もちろん大型株にも手を広げています

ただ、まだ2000万円ソコソコのブログ用口座は話が別です。気にせず、超小型株も買うようにしています。
その分、パフォーマンスも良いですね。
正直に白状すると、数億円運用している本体側の昨年のリターンは30%ソコソコでした。