【勘流雑感】
 昨日の日本株は米追加景気刺激策への期待、機械受注の基調判断修正などを買い材料視して一時29,000円寸前まで上昇。寄り付き後と後場寄り後の先物への買い攻勢がピタリとはまった。景気の回復感を伴わぬチキンレースには違いないが、大陰線出現までは値頃感で売りに回る事なく、斜に構えた強気を続行していくが善かろう。日本市場開催中に予定されている米追加景気刺激策については突飛安のトリガーとなる可能性を含むが、与党に転じた米民主党が従来からの放任財政スタイルを発揮するは明白ゆえ、週末中のマーケット事情の悪化に備えて常識的な現金枠を確保したら、粛々と押しを買い向かうスタイルで挑まれたい。

 さすれば、連日の強気戦術で着々と利益が蓄積されているであろう先物に関しては、本日も押さば28,700円までを買い下がりながら、大半を60−80円幅での即時回転狙いに処す。28,650円割れは撤収。個別に関してはアルゴ主導の先物高に対して、市場心理の警戒感がブレーキとなっているゆえ、仮に来週29,000円を突破しようとも東証コア銘柄はお情けで買われるまでとなり、中小型株に関しては直近で分かりやすい材料を発するもの以外は蚊帳の外に置かれる可能性がある。ゆえに、功を焦ったジャンピングキャッチや奇抜な穴狙いに勤しむことなく、買われるべき背後関係を有するものを耽々と攻め入りたい。

【勘流銘柄】
■ 7351 グッドパッチ
1/5 2,699円より 1/12 2,953円 +254 9%高
昨日引け後発表の9−11月期経常益は既に昨年度の半数に到達するまずまずの内容。眼前の動くものに衝動的に飛びつく今の地合いにあっては、相応の見せ場も期待できそうだ。大望を鑑みれば3,000円付近の上下は気に留める必要はないゆえ、細かい売り買いにてその先に備えられたい。

何かしら参考になれば
  ↓


□ 新たなる6000番台短期指向
新規買い提唱としながら買い条件に触れぬまま急騰した新日本理化<4406>の弔い合戦を期し、昨日からは新たに腕力重視タイプへの戦局拡大。潜在能力はサニックス<4651>を超える。□ 4200番台、地味ながらチャート付きを整えてきた □ 6200も隙あらば。

(その他)
・ 4406 新日本理化
、、、、、、、、、、、、に変わりはないようだ。下落時は触れず障らず、2●●円超えを博打感覚で攻め入る。Macbee<7095>も強気続行。

◎ 6378 木村化工機
GS君注力中。買値が500円台の者は株価や世の中の喧騒から放れた達観した面持ちで挑むが善かろう。